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北海道胆振東部地震の被災者に「無料シャンプーサービス」の提供

美容師免許を持った職員、講師、卒業生有志によるシャンプーサービス

 2018年9月6日(木)未明に発生した北海道胆振東部地震では、地震と停電で道内の広い範囲で大きな被害が出ました。
とりわけ停電被害は、道内全戸300万世帯が停電するという異常事態が発生し、多くの住民が不便な生活を余儀なくされました。

 停電が発生し2日目の9月7日(金)。食べ物の不足とともに「銭湯に行列。風呂に入れなく困っている」という報道が各所でなされているなか、札幌ベルエポック美容専門学校の職員が立ちあがり、9月8日(土)に学内で「無料シャンプーサービス」を実施することを決めました。

 告知を22時にTwitterで行ったところ、在校生をはじめ、各方面から絶大な賞賛をいただき、一晩で400リツイート、12万人に情報が拡散しました。

 迎えた当日は、職員7名と非常勤講師1名、卒業生1名、在校生3名が集まってくれ、30名ほどの方にシャンプーサービスを実施しました。

 来校した方の多くは避難所で生活している観光客で、空港の閉鎖で家に帰れず、またホテルが満室で風呂に入れない日が続く中で、シャンプーサービスを大変喜んでいただきました。

 職員自らも不便な生活が続くなか「美容学校として何ができるか」を第一に考えられる組織であることを誇りに思います。

札幌ベルエポック美容専門学校 事務局長 下山 記弘)