お知らせ

News

替え歌やゲームを使ったAED普及活動

京都市地域介護予防推進センターで高齢者の方にAED普及活動を行いました

 自動体外式除細動器(AED)の使用方法や、設置場所の分かるAEDマップの存在を広めようと京都医健専門学校の学生が、替え歌やトランプゲームなどを考案しました。

 制作したのはスポーツ科学科の山本孝先生のゼミ生4名です。

 学生は事前アンケート調査で、約8割市民がAEDマップの存在を知らず、使用に関しても自信がないと答えたことを知りました。

 そこで、まず子どもから高齢者まで、幅広い世代になじみのある「アンパンマンのテーマ」を使って替え歌を作成しました。「AEDをさがすのしょうぼうきょくのサイト♪」、「ふたをあけるとでんきじどうではいる♪」など、曲に乗せてAEDの使用手順を説明しています。

 トランプゲームでは並べた札を参加者が順番に引き、特定のカードを引いた人が倒れたふりをして、隣の人がAEDや救急車の手配をするといったゲームを考案しました。

  • 7月28日付京都新聞の1面に掲載されました

  • 替え歌の歌詞を使ってAEDの使用方法を説明しています

  • トランプゲームで倒れた役をするスポーツ科学科2年の学生

 普及活動の第1弾として、10月に京都市地域介護予防推進センターで高齢者の方を対象に披露し、参加者の好評を得ました。

 活動の意義とユニークさが認められ「京都新聞」の1面に掲載されたほか、「健康長寿のまち・京都いきいきアワード2018奨励賞」を受賞しました。

(京都医健専門学校 鳥嶋 勝博)