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「第2回北海道ハイテク杯レディース陸上競技選手権大会」 秋晴れの下、1200名が参加して開かれる

秋空の下で行われた「第2回北海道ハイテク杯レディース陸上競技選手権大会」。約1200人がトラック競技やフィールド競技を楽しんだ

 女子の陸上ファンを増やし、2020年の東京オリンピックに向けて、福島千里選手や北風沙織選手に続く女子アスリートを発掘・育成しようと札幌陸上競技協会と北海道ハイテクAC主催の「第2回北海道ハイテクAC杯レディース陸上競技選手権大会」(北海道、札幌市、恵庭市、北海道教育委員会、札幌市教育委員会、恵庭市教育委員会など後援)が9月14日(日)、札幌市円山競技場で開かれました。今大会からは小中学生の男子も参加できるようになり、参加者は増えて第1回大会の倍の約1200人。数日前の荒天がウソのような爽やかな秋晴れの下、参加選手らはハイテクACの北風選手や招待選手の渡辺真弓選手らと共に、日没までトラック競技やフィールド競技に大会新が続出するハイレベルな熱戦を繰り広げました。

 競技開始に先立って開会式が行われ、札幌陸上競技協会会長でもある品川吉博・大会会長が「本日は福島から渡辺真弓選手、佐賀から紫村仁美選手、そして中学生の100m障害で全国優勝した釧路の村岡柊有選手の3選手を招待選手として迎えています。招待選手や北海道ハイテクACの皆さんと一緒に競技することで、この大会から将来、日の丸をつけて世界で勝負する人が出てくることを願っています。同時に一緒に参加した人たちと友達になって、豊かな人間性を養っていただきたい」と挨拶を行いました。

  • 札幌陸上競技協会会長の品川吉博・大会長のあいさつ

    札幌陸上競技協会会長の
    品川吉博・大会長のあいさつ

  • 滋慶学園グループの産業技術学園理事長、宮川藤一郎副大会長のあいさつ

    滋慶学園グループの産業技術学園理事長、
    宮川藤一郎副大会長のあいさつ

  • 開会式で紹介される中村代表兼監督(左端)と北海道ハイテクACのメンバー

    開会式で紹介される中村代表兼監督(左端)
    と北海道ハイテクACのメンバー

 続いて、大会副会長で滋慶学園グループの宮川藤一郎・産業技術学園理事長が地域貢献の一環としてハイテクACが生まれた経緯を説明した後、「平成23年に施行されたスポーツ基本法にうたった国民がスポーツを通して健康健全に過ごすと言う精神を生かすことがこの大会の目的でもあると思います。本日はアジア大会の結団式が東京であり、福島千里選手が出場できませんが、北風さんをはじめ、ハイテクACの皆さんが参加しています。一緒に有意義な1日を過ごして下さい」と挨拶。北海道ハイテクACと招待選手の紹介のあと、青山清美トラック審判長による競技開始宣言が行われました。

女子100m北風選手VS渡辺選手 世界リレーの代表対決に会場沸く

  • 熱戦が繰り広げられた。中学女子のハードル

    熱戦が繰り広げられた。中学女子のハードル

  • 今大会から男子も参加

    今大会から男子も参加

  • ハイレベルの戦いが展開された走幅跳び

    ハイレベルの戦いが展開された走幅跳び

 競技は今大会から加わった中学男子の1500mと走高跳び、走幅跳びを皮切りに行われ、小学4年~6年の各学年男女、中学の各男女、高校・一般女子に分かれて、トラック競技とフィールド・投擲競技が平行して次々と展開されていきました。

北風選手(右端)と渡辺選手(左端)のトップアスリート対決、会場が沸いた
北風選手(右端)と渡辺選手(左端)のトップアスリート対決、会場が沸いた

 注目の高校・一般女子100mは、今年5月にバハマで行われた陸上世界リレーで日本チームのチームメイトとして出場した北海道ハイテクACの北風選手と、東邦銀行の渡辺選手が激突。観覧席から両選手への声援が飛ぶ中、ほとんど同着に見えましたが、渡辺選手が11秒99の1位、北風選手が0.1秒遅れの2位となりました。また100m障害では日本選手権覇者の紫村仁美選手と同4位の北海道ハイテクAC、野村有香さんが対戦。紫村さん(14秒04)に軍配はあがりましたが、これらのビッグ対決には未来のトップアスリートたちの熱い目が注がれ、各選手の健闘を称える大きな拍手が贈られました。

 走り高跳び高校・一般女子の部で京谷朋子選手(北海道ハイテクAC)が札幌記録とタイに並ぶ1m75の大会新記録で優勝、三段跳びの竹田小百合選手(同)も1回目の跳躍で12m27を跳び、大会記録を塗り替えて堂々の優勝を果たすなど、ハイテクAC、招待3選手の活躍ぶりに場内が沸きました。

大会新の2冠に輝いた中学生の町井選手に最優秀選手賞の北海道知事杯

 また、小中学生らを中心に大会新記録も続出。中学女子100mで12秒50の大会新、同走幅跳びで5m57の大会新という2冠を達成した町井愛海選手(北海道ハイテクACジュニア)が最優秀選手賞に選ばれ、北海道知事杯と記念品が北海道環境生活部くらし安全局の佐藤哲夫・文化・スポーツ担当局長から贈られました。

  • 中学女子100mと走幅跳びの大会新2冠を成し遂げ、最優秀選手賞に輝いた町井愛美選手

    中学女子100mと走幅跳びの大会新2冠を成し遂げ、最優秀選手賞に輝いた町井愛美選手

  • 大会新で優勝した町井選手の走幅跳び

    大会新で優勝した町井選手の走幅跳び

  • 女子100m障害で滋慶学園、嶋貫顧問からメダルを授与される紫村選手と野村選手(手前)ら

    女子100m障害で滋慶学園、嶋貫顧問からメダルを授与される紫村選手と野村選手(手前)ら

 優秀選手賞には、中学女子100m障害で優勝した村岡柊有選手(釧路景雲中学校)をはじめ、高校・一般女子走高跳びで大会新優勝の京谷萌子選手(北海道ハイテクAC)▽小学6年女子100mと女子走幅跳びの2種目優勝の石堂陽奈選手(道南・八雲陸上少年団)▽小学6年女子80m障害優勝の中山璃子選手(空知・岩見沢陸上クラブ)▽小学6年女子ソフトボール投優勝の國松紗楽選手(札幌・新札幌陸上クラブ小)▽高校・一般女子400m大会新優勝の岡部唯香選手(学連・北翔大)に北海道ハイテクAC杯や各新聞社賞の盾が北海道ハイテクACの中村宏之代表兼監督や新聞社代表から贈られました。

 滋慶学園からは、北海道大学事務局長を務めた嶋貫和男特別顧問や北海道学生陸上競技連盟会長で札幌ベルエポック美容・製菓調理専門学校の藤井英嘉学校長、正垣雅規北海道エリア長らが出席し、表彰式のプレゼンターなどを務めるとともに、北海道ハイテクノロジー専門学校と北海道メディカルスポーツ専門学校、北海道エコ・動物自然専門学校の3校が大会の運営に協力しました。さらに昨年に続き、北海道メディカル・スポーツ専門学校の救護ブースが設けられ、鍼灸科やスポーツ科の先生4名と学生6名が筋肉痛や捻挫を起こして次々と訪れる選手たちにストレッチの指導やケアにあたりました。

 大会終了後、北海道ハイテクACの中村代表兼監督は「今日は風があって、記録面で選手にはかわいそうでした。アジア大会の結団式とぶつかってしまい(福島千里選手が来れないなど)残念でしたが、大会そのものは札幌陸協の皆さんのおかげもあって、昨年の倍の参加があって盛り上がりました。こうした大会は今までなかったので皆さんに喜んでいただいているのが何よりです。年々、これがジュニア層の発展につながり、いい選手が出てくるのが楽しみです」と話していました。

大会結果はアスリートランキングに掲載されています。

  • 大会を主管する札幌陸協の皆さん

    大会を主管する札幌陸協の皆さん

  • 介護ブースを出して選手のケアにあたる北海道メディカル・スポーツの教員と学生たち

    介護ブースを出して選手のケアにあたる北海道メディカル・スポーツの教員と学生たち

  • スタンドからは選手の家族らが応援

    スタンドからは選手の家族らが応援