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大阪滋慶学園5校 盛大に卒業式 1405名が飛び立つ

2日間にわたって行なわれた大阪滋慶学園の卒業式。各学科の代表がひとり一人謝辞を述べた

 学校法人・大阪滋慶学園が運営する大阪の専門学校5校の「平成26年度卒業式(専門士、高度専門士称号授与式)」が大阪市内のホテルで盛大に挙行されました。11日(水)には「飛翔~新たな旅立ち2015年~」をテーマに、大阪医療技術学園専門学校(礒橋文秀・学校長)、大阪医療福祉専門学校(武田裕・学校長)、大阪医療看護専門学校(俣野彰三・学校長)の3校、12日(木)には「耀(かがやき)未来へ羽ばたけ2015」をテーマに、大阪ハイテクノロジー専門学校(近藤雅臣・学校長)、大阪保健福祉専門学校(同)の2校、それぞれ合同で行われました。

 5校合わせて卒業生は1405名で、それぞれ病院、介護施設、福祉施設、企業などに就職が決まっています。各校で「実学教育、人間教育、国際教育」という理念のもとで授業とともに、国内実習、海外研修、卒業研究などキャリア教育を受けて、職業人としての「実践力」を身に付けました。4月から新社会人としての活躍が期待されています。

浮舟総長 – 職場を大切に、キャリアを積み、学び続けることが大切 –

「卒業後も学び続けてください」とはなむけの言葉を贈る浮舟総長「卒業後も学び続けてください」とはなむけの言葉を贈る浮舟総長

 両日の式典では、大阪滋慶学園理事長でもある滋慶学園グループの浮舟邦彦総長は「卒業、おめでとう。学生生活のゴールは達成されました。社会人としての基本設計はできましたが、これからが本当のスタート。プロの職業人は、仕事を通して成長していきます。職場を大切にしてください。1年目は仕事の基本を身につけ、2年目は求められることができ、3年目は自ら提案、行動する。キャリアを積む、この3年が大切です。そして、学び続けることが大切です。気づきを心がけて、良好な人間関係を築いてください。人的ネットワークが財産です」と、卒業生を祝福しました。

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武田学校長 – ヘルスケアはニーズ多く、期待分野 –

 11日には、3校を代表して武田裕学校長は「入学からこの日まで、多くの困難があったでしょうが、それを乗り越えて今日を迎えた感激の気持ちを一生持ち続けてください。皆さんが働くヘルスケア分野は、社会的ニーズが多く、高齢化の中で期待されています。これまでの知識、技術に加え、コミュニケーション、リーダーシップなどノンテクニカルスキルを身につけて成長してください」と告辞しました。

近藤学校長 – 無限の可能性を秘めた人生の門出 –

 また12日の式典で、近藤雅臣学校長は「卒業式は新たな出発式でもあり、無限の可能性を秘めた人生の門出です。1日という点が将来につながっていきます。1日は貴重なもの、大切に全力で仕事をすることで、素晴らしい明日が来ます。皆さんが勤める健康、看護、介護、福祉、保育分野は、世のため人のために尽くす仕事です。見返りを求めず一生懸命に働いて、悔いのない人生を歩んでください」と告辞しました。

クローバーパーク・テクニカルカレッジ副学長 – 責任感とプロ意識あふれる職業人 –

海外提携校の米国・クローバーパーク・テクニカルカレッジのジョイス・ラブデイ副学長海外提携校の米国・クローバーパーク・テクニカルカレッジのジョイス・ラブデイ副学長

 海外提携校から来賓として、米国・クローバーパーク・テクニカルカレッジのジョイス・ラブデイ副学長は「皆様は新しい人生の航海へ旅立ちます。患者、地域医療界との交流を通して、責任感とプロ意識にあふれる職業人となり、社会に貢献されるでしょう。世界はあなた方のような深い知識と高い技術を兼ね備えたリーダーを必要としています」と激励されました。

広東薬学院副書記 – 任重くして道遠し –

海外提携校の広東薬学院の巫宏星副書記海外提携校の広東薬学院の巫宏星副書記

 中国からは広東薬学院の巫宏星副書記が「在学中にさまざまな知識と技能を身につけられたこと、心からお喜びを申し上げます。卒業は終わりではなく、人生の新しいスタートです。『任重くして道遠し』と言いますが、これから日々勉強をして、志を抱いて精一杯の努力をしてください。新たな船出、前途洋々を祈っています」と期待をこめて、祝辞を述べられました。

卒業生謝辞 – 相手の思いを大切に、支える人を目指す –

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 卒業生からは謝辞とともに、社会人となる誓いが力強く述べられました。

●「盛大な式典を開いていただき、心から感謝します。実習など大変で心が折れる時もありましたが、患者さんや先生に励まされ、母親の支えもあって今日を迎えました」(大阪医療福祉 赤澤佳子さん)
●「勉強は苦手でしたが、先生方の指導で、学ぶ楽しみを感じました。今後は私が患者さんの支えになりたい。日々努力を誓います」(大阪医療技術学園 中野詩乃さん)
●「研修で学んだ米国の看護教育など参考に、患者さんと誠実に向き合って、理想の看護師を目指します」(大阪医療看護 山中咲紀さん)
●「保育実習を通じて一人ひとりの子供と向き合うことで、子供の輝く未来のために頑張る気持ちになりました。かけがえのない2年間に感謝します」(大阪保健福祉 西本誉さん)
●「アスレチックトレーナーの実習を通じて、考えて行動する大切さを学びました。感謝を忘れず、必要としてくれる人に向き合って、相手の思いを大切にしていきます」(大阪ハイテクノロジー 田邊幸恵さん)

 この後、保護者に感謝をこめて、花束を贈呈。また、姉妹校の大阪スクールオブミュージックの卒業生らが、祝歌「セントエルモの火」「翼をください」を合唱して、卒業生を送り出しました。

 「学校や実習病院で学んだ知識、技術を一人でも多くの患者さんの手助けとなるよう心を尽くしてください」など、合計508通の祝電をいただきました。

 また、卒業式では昨年12月と今年1月に行われた卒業研究発表会での優秀研究に対して、滋慶教育科学研究所奨励賞、日刊工業新聞社賞、フジサンケイビジネスアイ賞などが贈られました。各受賞テーマと学校は以下のとおりです。

【滋慶教育科学研究所(JESC)奨励賞】
▽「CELL―DYN Sapphireによる免疫学的小板測定法の有用性」(大阪医療技術学園・臨床検査技師科)
▽「指標のコントラストが視力に及ぼす影響―ロービジョン患者のより良いQOL向上のために―」(大阪医療福祉・視能訓練士学科)
▽「介護福祉士養成校における食事介助教育の現状と課題」(大阪保健福祉・介護福祉科Ⅱ部)
▽「植込式ペースメーカーに対する非接触充電方式の検討」(大阪ハイテクノロジー・臨床工学技士科) 

【日刊工業新聞社賞】
▽「電子カルテの能力向上について~オリジナル教材の作成に挑戦~」(大阪医療技術学園・医療秘書・情報学科)
▽「右変形性股関節症に対して人工股関節全置換術を施行した症例―自覚的脚長差に着目して―」(大阪医療福祉・理学療法士学科)
▽「工場ラインにおける自動化に向けた双腕ロボット導入の検証」(大阪ハイテクノロジー・ロボット学科)
▽「施設入居高齢者に対するタクティールケア実施の効果と考察」(大阪保健福祉・介護福祉科)

【フジサンケイビジネスアイ賞】
▽「実用コミュニケーション能力の向上を目指した言語聴覚療法~携帯電話等を用いた一例~」(大阪医療技術学園・言語聴覚士学科)
▽「視覚が位置覚に与える影響―ミラーセラピーを用いて」(大阪医療福祉・作業療法士学科)
▽「次世代がん免疫療法を目指した抑制性免疫細胞の制御法の開発に向けて」(大阪ハイテクノロジー・バイオサイエンス学科)
▽「医師事務作業補助者が電子カルテを代行入力することの有用性~レセプトA査定への影響~」(大阪保健福祉・医療秘書・情報科)

 このほかにも、大阪府知事賞、発明学会会長賞、薬局新聞社賞、薬事日報社賞、メディカル・フィットネス協会賞、医療秘書教育全国協議会会長賞、日本臨床工学技士会会長賞など多数の表彰がありました。