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北海道ハイテクAC 福島千里が日本選手権200mで決勝へ 走高跳の京谷萌子は7位タイ

女子200m予選で余裕のトップでゴールを切る福島千里=新潟市のデンカビッグスワンスタジアム

 北海道ハイテクノロジー専門学校職員で北海道ハイテクACの福島千里が6月26日(金)から新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで始まった日本陸上選手権大会(兼世界選手権代表選考会)の女子200メートル予選1組に出場。 ぽつぽつ来だした梅雨空を追い払うように、スタートと同時にグングン加速し、2位に1秒12の大差をつける予選3組トップの23秒36で27日の決勝に進みました。

 直線に入るカーブで早くも先頭に躍り出たピンクのユニホームが映える福島の走りは、今期の好調さを楽しむかのように、軽快そのもの。ラストも軽く流すような余裕さえ見受けられました。

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1本目のレースを終えてホッとした表情を見せる福島

 今シーズンの福島は、中村監督やチームメイト、学校関係者も目を見張るほど調子を上げています。中国・武漢でこの6月4日に行なわれた第21回アジア陸上競技選手権大会の女子100m決勝では、5年前に出した自分自身の日本記録11秒21に100分の2と迫る11秒23(+2・5、参考記録)を出すなど、大いに期待を抱かせてくれています。

 27日決勝の200mと、28日の100m予選、決勝に出場する福島。この日のレース後、「ひとつひとつ、いい走りが出来ればと思っています」と話しつつ、盛んに明日の天気を気にしていました。

 
 また、北海道ハイテクACの京谷萌子が、この日の女子走高跳に出場。1m65、1m70といずれも1発でクリア、期待を抱かせてくれましたが、バーが上がった1m75をうまく踏み切ることが出来ずに3回とも失敗し、出場選手22人中7位タイに終わりました。

 三段跳に出場する予定だった竹田小百合は故障のため欠場しました。 

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    選手紹介で両手を挙げて応える京谷萌子

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    京谷は1m65、1m70といずれも1回目の試技でクリア

 27日は福島が200m決勝に出場するほか、野村有香が100mH、平加有利梨奈が走幅跳にそれぞれ挑みます。NHK総合テレビでも午後4時から生中継が行われます。応援のほどお願いいたします。