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北海道ハイテクの福島千里 北京の世界陸上女子100mで準決勝に進出

 北海道ハイテクノロジー専門学校卒業生で職員の福島千里(北海道ハイテクAC)は8月23日(日)、中国・北京で開催中の世界陸上選手権女子100m予選7組に出場。自ら持つ日本記録に0.02秒と迫る11秒23を記録し、3位に入って、まず第一関門だった準決勝進出の壁を突破しました。
 
 得意のスタートでダッシュした福島は前半、R.サントス(ブラジル)とE.ガードナー(アメリカ)と並ぶ好走を見せ、後半もスピードが落ちずに、最後の最後まで2選手に付いてゆき、後続グループに差をつけてゴール、1位のサントス(11秒14)、2位のガードナー(11秒16)に次ぐ見事3位(11秒23)に入りました。

 北京五輪で日本人女子として56年ぶりに100mに出場を果たした福島千里。しかし残念ながら予選敗退に終わりました。あれから7年。出発前に「今回は順調に調整ができています。大会では1本でも多く走りたいと思っています」と語っていた福島は、“鳥の巣”の愛称で呼ばれる思い出の北京国家体育場で、言葉どおりに会心の走りを見せて準決勝に進出してくれました。

 福島は24日(月)夜、自らの自己記録11秒21(日本記録)の突破を目指して、準決勝の第2組に出場します。応援よろしくお願いいたします。