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平成29年滋慶学園グループ新年式 第6期5ヵ年計画スタートの年が始動しました

新年式の挨拶の中で、第6期5ヵ年計画の基本方針を示す浮舟邦彦総長

 新年明けましておめでとうございます。
 
 平成29年(2017年)を迎えて、滋慶学園グループの「新年式」が1月5日(木)午後零時半から、滋慶学園グループが運営する大阪市福島区のザ・シンフォニーホールで開催されました。今年も盛りだくさんの滋慶学園グループ新年式となり、その模様は東京、北海道、仙台、名古屋、鳥取、出雲、福岡など国内12拠点とアメリカ、韓国、フランス、中国、オーストラリアの海外6拠点にも映像配信され、学校をはじめ企業、福祉事業など各セクションから参加した2000名を超える教職員や社員が心を一つにして、新しい年への第一歩を踏み出しました。

 新年式で、年頭の挨拶に立った浮舟邦彦総長は、2016年を振り返って、イギリスのEU離脱やトランプ大統領の誕生など反グローバルな動きは世界の潮流の変化がベースにあったが、大きな流れとしてグローバル化は進んでいくだろうとの認識を示した上で、滋慶学園グループが新年度から迎える「第6期5ヵ年計画」についての基本的な考えを明らかにしました。

攻めと守りの経営など7つの重点施策-浮舟総長が明示

ホワイトボードを使う浮舟総長
ホワイトボードを使う浮舟総長

 浮舟総長は1976年の開校以来掲げてきた「職業人教育を通して社会に貢献する」というミッションや「今日も笑顔で挨拶を」「一人ひとりを大切に」などのモットーを大切にするという視点はもとより、①攻めと守りの視点、②グローバルな視点、③一人ひとりを見ていく視点など7つの視点を示し、2017年の重点施策として、積極的にビジネスモデルの構築などに取り組むと共に、コンプライアンスを守るなどバランスのとれた①攻めと守り、②第6期5ヵ年計画の着実な実行、③業務の質の向上など7項目を示しました。

 そして、「2017年、学生やお客様、利用者一人ひとりを大切にする視点を大切に、社会の変化に注意しながら、その変化を前向きにしっかりと受け止め、スタッフ一人ひとりがいきいきと健康で楽しく仕事ができて、幸せになっていってほしい、そういう1年にしていただきたいと思います。我々はお客さん、学生さん、顧客の方々の価値創造を通して、常に目標に対して成果を出し、個人と組織が成長していく2017年になってほしいと願っています。4つの信頼を目標に、活気ある職場を皆さんと一緒に作っていこうではありませんか。そして第6期5ヵ年計画を実行し、その目標を達成できる1年にしていきたいと思います」と結びました。

 このほか、滋慶教育科学研究所(JESC)の近藤雅臣所長と、滋慶医療科学大学院大学 の武田裕学長、学校法人滋慶京都学園の竹本雅信常務理事、株式会社滋慶の田仲豊徳社長がそれぞれの所属を代表して新年の挨拶と決意表明を行ないました。

バークリー音楽大学との提携をはじめとするスライドショーや安藤忠雄氏の講演会が行なわれました

北海道ハイテクACからのビデオメッセージ
福島選手ら北海道ハイテクACメンバーからのビデオメッセージ

 続いて、米バークリー音楽大学や大阪府教育委員会との提携や連携協定など、昨年1年間の滋慶学園グループの主な出来事を綴ったスライドショーが行われ、女子短距離のアジアチャンピオン、福島千里さんや中村監督ら北海道ハイテクACメンバーによるビデオメッセージや海外事務所からのビデオメッセージなどが紹介されました。

 このあと、「誇りを持って生きる」というタイトルで建築家の安藤忠雄氏による講演会が行なわれ、安藤さんはスライドを使って自らの仕事を振り返りながら、その時々のプランの考え方やクライアントとのやり取りなど“安藤流”の矜持を持ったプロとしての仕事の進め方や、徹底した調査の必要性、アイデアをとことん練ること、何事にも興味を持つこと等々、ユーモア溢れる話に乗せて、誇りを持って生きることの大切さを語ってくれました。プロを目指す専門学校生の教育に全力で取り組む教職員たちにとって、刺激的で魅力溢れる大迫力の話に、全員が夢中で聴き入りました。

初の地域貢献大賞に北海道の学校法人産業技術学園が選ばれました

産業技術学園に贈られた「地域貢献大賞」の表彰式
産業技術学園に贈られた「地域貢献大賞」の表彰式

 第2部では、各種表彰が行われ、今年度から新設された「地域貢献大賞」が、「産学官協同教育で地域と共に人材育成~北海道恵庭市との連携強化の取り組み~」を行なった学校法人産業技術学園に贈られることになり、同学園3校を代表して、北海道ハイテクノロジー専門学校事務局の荒耕児次長に浮舟総長から表彰状と副賞が贈られたのをはじめ、劇団四季やオリエンタルランドなどへの輝かしいデビュー実績を積み上げてきた大阪スクールオブミュージック専門学校/大阪ダンス&アクターズ専門学校の中村裕子副校長や、手書きのサンクスカード活動によるホール価値の向上に貢献したザ・シンフォニーホール事務局のレセプショニスト一同など9チーム・個人に総長賞が贈られました。

新春恒例の総長賞の表彰式新春恒例の総長賞の表彰式。今年は9チームに贈られました

今年度の総長賞受賞チーム
□劇団四季やオリエンタルランドなどへの輝かしいデビュー実績
大阪スクールオブミュージック専門学校/大阪ダンス&アクターズ専門学校/滋慶COMエンターテイメントデビューセンター
□滋慶学園グループ全体の電気代削減への貢献
DUCEメンテナンスチーム
□滋慶学園グループの海外戦略への貢献
本部国際センター 
□手書きのサンクスカード活動によるホール価値の向上
ザ・シンフォニーホール 事務局レセプショニスト一同
□AISCEAS(アイセアス)理論を取り入れたWEB広報での成果
専門学校 東京ウェディングカレッジ 教職員一同 
□国際標準化機構「ISO 9001」の認証取得に対して
特別養護老人ホーム 青都荘
□「メディカルトレーナー部」活動を通しての広報貢献
大阪医療福祉専門学校メディカルトレーナー部 教職員・学生一同 
□歯型彫刻テクニカルコンテストで学生が金賞・銀賞を受賞
東洋医療専門学校歯科技工士学科 教職員一同 
□全国最大規模の職業体験セミナーの実施による社会貢献
職業体験セミナー実行委員会

 また2016年JESC締め切りコンテストでは、学校部門第一位となった札幌ベルエポック美容専門学校、大阪ハイテクノロジー専門学校、福岡デザインコミュニケーション専門学校を代表して、大阪ハイテクノロジー専門学校などに近藤所長から表彰状が贈られました。

英語スピーチコンテスト優勝の古賀さんらがスピーチを披露しました

 また「私の好きな日本」をテーマにグループの46校48人が参加した「第七回滋慶学園グループ英語スピーチコンテスト」の表彰式が行なわれ、優勝した神戸医療福祉専門学校三田校義肢装具士科の古賀大佑さんと、準優勝の東京ダンス&アクターズ専門学校声優&俳優コースの台湾からの留学生、YU・PEI・HSUANさんにJESCの近藤所長から表彰状とアメリカ・フロリダ州とオーストラリア・ブリスベンへの5週間の語学留学の奨学金がそれぞれ贈られました。

  • 英語スピーチを披露する義肢装具士をめざす優勝の古賀さん

    英語スピーチを披露する義肢装具士をめざす優勝の古賀さん

  • 調理師をめざす準優勝のYU・PEI・HSUANさん

    調理師をめざす準優勝のYU・PEI・HSUANさん

 2人はそれぞれ受賞した英語スピーチを披露、堂々とした見事なスピーチに会場から大きな拍手が贈られました。
 同コンテストでは、このほか、東京スクールオブミュージック専門学校渋谷作曲&アレンジャーデビューコースのLEE・SUJIさんに総長賞が、また新東京歯科技工士学校歯科技工士Ⅱ部の東筋美紀さんと福岡キャリナリー製菓調理専門学校調理師コースの谷口創太さんにそれぞれ優秀賞が贈られ、各人に5週間の語学留学奨学金が贈られました。

第3部は新春コンサート

プロジェクションマッピングを背景に熱演するOSMゴスペルアンサンブル
プロジェクションマッピングを背景に熱演するOSMゴスペルアンサンブル

 第3部は新春コンサートで、ザ・シンフォニーホールの専属オルガニストの片桐聖子さんによるパイプオルガンの演奏と、プロジェクションマッピングによる光の芸術に彩られた大阪スクールオブミュージック専門学校副校長、池末信先生率いる大阪スクールオブミュージック専門学校のゴスペルチームよるディズニーメロディーの演奏など、ザ・シンフォニーホールならではの素晴らしい音響の下、参加者は英気を養う音楽を楽しんでいました。