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新大阪歯科技工士専門学校同窓会「新技会」 40周年の記念式典が行われました

2017.09.22

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新大阪歯科技工士専門学校同窓会の40周年記念式典。アメリカで活躍する卒業生の小林先生が講演しました

 新大阪歯科技工士専門学校(大阪市淀川区)の同窓会「新技会」の40周年記念式典が9月17日(日)、大阪市都島区の太閤園で開かれ、卒業生や歯科業界のご代表ら関係者約350人が出席しました。
 同専門学校は昭和51(1976)年の創立。滋慶学園グループの浮舟邦彦総長が最初に手がけた学校で、70校まで発展した滋慶学園グループの要(かなめ)の学校と位置付けています。同窓会は1期生が卒業した2年後に発足し、これまでに5700人を上回る卒業生を輩出、会長職を務める大阪をはじめ、各地の歯科技工士会の重職を担っています。

 式典には、作田守学校長や滋慶学園グループから浮舟邦彦総長や宮川藤一郎副理事長らが出席。アメリカや台湾で活躍する卒業生も姿を見せました。会場のあちらこちらでは、同期のメンバーが集まり、「やあ、久しぶり」「俺のこと覚えてるか」と、学生時代を懐かしむ声が聞かれました。

003(001)40周年式典では時見会長が挨拶しました

 挨拶に立った時見高志・第六代会長は、「超高齢社会の中、在宅ケアも含めて高齢者の歯を守る歯科技工士の存在価値は益々高まってきます。同窓会も40年を迎え、全国各地に支部組織ができ、活発に活動していただいています。今後、歯科技工士不足が予想される中、優秀な人材を確保するためにも、人材養成や労務環境の改善に取り組み、地域社会に貢献していこうではありませんか」と力強く訴えました。

 物故者への黙祷のあと、吹田市歯科医師会の疋田陽造会長と、卒業生でもある大阪府歯科技工士会の清水潤一会長からご祝辞をいただきました。また大阪府歯科医師会の太田謙司会長から寄せられた祝電などが披露されました。

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    式典に出席した浮舟邦彦総長

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    特別功労賞を受け挨拶する中島名誉会長

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    感謝状を贈られる浦野弘司先生

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    一線で活躍しながら教壇に立っていただいている先生方

 同窓会の発展に功績のあった人への表彰も行われ、2期生の中島元名誉会長に特別功労賞が時見会長から贈られました。また吉田輝男、浦野弘司、吉田裕記、八尾孝一、満尾宏史、岸本秋朗、名取寛幸の7名の先生を始め、30年以上、非常勤講師を務めていただいた10名の先生ら計20名に感謝状が贈られました。代表して浦野先生は「浮舟総長と一緒にやらせていただき40年が経ちました。今あるのも皆様のおかげです」と感謝を述べられました。

『アメリカの歯科技工事情』~ワークライフバランス~。アメリカで活躍する小林先生が講演

002講演を行なう小林博先生

 第一部では、式典に先立って記念講演会が行なわれ、米・カリフォルニア州アーバインの有名ラボ「THE WINTER LABORATORY」で歯科技工士として活躍する平成10(1998)年専攻科卒業生の小林博先生(40)が、「『アメリカの歯科技工事情』~ワークライフバランス~」のテーマで、仕事と家庭を両立させる米歯科業界の姿などを1時間半にわたって紹介しました。司会は小林先生と同期生の伊藤香織先生が務めました。

 小林先生は、アメリカにおける傾向として、業界全体はメタルからセラミックに移行しているが、強度の点からメタルボンドも根強い点や、歯科技工士の資格制度がなく技術にバラつきがある点、歯科技工士と歯科医師とのコミュニケーションが日本ほど良くない点などを紹介。日本の国家資格をとった基本の出来ている歯科技工士ならクオリティも高く、言葉の問題は少しあるが、努力すれば十分に現地で活躍できる、と現地の歯科事情について、詳しく説明しました。さらに、「ラボは広くて明るく、CAD/CAMをはじめ最新の機器が完備しています。なによりも家庭や個人の生活を守るために、8時間労働が最優先され、ワークライフバランスのシステムがしっかりと確立し、働きやすい環境です。ぜひアメリカで働いてみませんか」と呼びかけました。

 
 また講演の後半では、小林さんは、国内のラボに勤めた後、大阪セラミックトレーニングスクールでスキルアップを行って元のラボに再就職し、その後渡米し現在に至るまでの人生を振り返りました。その中で、歯科技工士として、一人の人間として、いかに多くの人たちからサポートを受け、影響を受けてきたか、いかに得がたい“縁”に恵まれて、現在の自分や家庭があるかについて、出会いをケーススタディとして、語りました。最期に母校での講演に送り出してくれたアメリカのラボの上司や仲間からの陽気なメッセージ映像を紹介、家族と共に過ごすエンジョイライフを紹介し、講演を終えました。

009 台湾で活躍する頼先生

 会場では、台湾歯科技工学会の学術顧問を務める7期生の頼騰輝氏が、「台湾からの留学生は30人ほどいます。昨年の同窓会は台湾で開催しました。私自身、台中中体医科技術大学で教えていましたが、その教え子が大学の理事長をしているし、新大阪歯科技工士専門学校で学んだことが、海を越えて次の世代に伝わっています」と、話しておられました。このように、“新大阪歯科技工”発のdental technicianはグローバル人材としても活躍されていることがわかる40周年同窓会でした。

 なお、この日は台風18号が近畿に接近していたため、夕方から予定されていた記念懇親会は中止となりました。

 

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