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島根の”2025年問題”に挑む。出雲医療看護専門学校3期生が卒業

2018.03.13

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卒業生総代の臨床工学技士学科、松浦裕太さんに橋本学校長から卒業証書と専門士称号の授与が行なわれました

 輪~つながり~。島根県出雲市との“公私連携”によって地域の医療と福祉を担う人材を育成する出雲医療看護専門学校の「平成29年度 卒業証書授与式」が3月8日(木)、出雲市のラピタウェディングパレスで行なわれました。

 全国的に春の嵐が吹き荒れるあいにくの小雨模様でしたが、出雲市や同市商工会議所をはじめ、県内の基幹病院や医療機関、福祉施設、教育機関のご代表らのご臨席の中、看護学科、理学療法士学科、臨床工学技士学科、言語聴覚士学科の4学科の3期生112名が社会に巣立っていきました。卒業式を終えた3期生は、4月から出雲市内の島根大学医学部附属病院や島根県立中央病院、出雲市立総合医療センターなどの基幹病院や福祉施設で、地域が抱える”2025年問題”に立ち向かっていきます。

3期生総代は臨床工学技士学科の松浦さん
 卒業証書と専門士称号授与書の授与が行なわれ、大勢の保護者やご来賓の方々が見守る中、4学科卒業生を代表して臨床工学技士学科の松浦裕太さんが段上に上り、学校法人大阪滋慶学園の常務理事でもある橋本勝信学校長から証書を授与されました。

橋本学校長告辞 「ありがとう」「助かりました」の言葉をかけてもらえる医療人に

002橋本勝信学校長

 続く学校長告辞で橋本学校長は、この3年間は皆さんが人生で最も勉強をした時期だと思います、と全卒業生の健闘を称えた上で、3年の間に身につけた専門知識と専門技術をもって、「患者さんや施設のお年寄りの方から『ありがとう』や『助かりました』という言葉をかけてもらえるように頑張ってください」と述べました。さらに橋本学校長は、報酬改定などにより業界に厳しい変化もあるかも知れないが、“継続”を力として成長の種をまき続ける気構えと心構えを持って欲しいと述べ、最後に、「希望は、人を成功に導く信仰である。希望がなければ何事も成就するものではない」というヘレン・ケラーの言葉を卒業生たちに贈りました。

出雲市の長岡市長から祝辞をいただきました

003長岡秀人出雲市長の祝辞を読み上げられる鐘築経済環境部長

 この日、別の公務のため出席できなかった出雲市の長岡秀人市長の祝辞を同市経済環境部の鐘築健治部長が代読されました。祝辞の中で長岡市長は、医療・福祉人材の育成に取り組む滋慶学園への感謝の言葉と、保護者の皆さまへのねぎらいの言葉とともに、新たな出雲の国づくり計画『出雲未来図』の中で健康、福祉都市の創造を基本方策の一つとして掲げていることを紹介、「3期生の皆さんには、本市の健康、福祉都市の実現に向けて引き続き、ご協力をお願いしたい。そして今後のご活躍をお祈りします」と祝辞を述べていただきました。

サンフランシスコ市立短大副学長、上海中医薬大学看護学院副院長からもご祝辞

 また海外教育提携校として1999年から交流を持つ米国・サンフランシスコ市立短期大学から副学長、テレサ・ローランド博士と統括教務副部長、キッド・ダイ氏、中国医学の重点大学として創設された62年の歴史を持つ上海中医薬大学から看護学院副院長、史美育氏と臨床看護教育研究室主任、陸海英氏のご臨席のうえ、祝辞をいただきました。

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    サンフランシスコ市立短期大学のテレサ・ローランド副学長

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    上海中医薬大学看護学院の史美育副院長

 
 テレサ・ローランド博士は「世界規模での健康と平和の向上を目指す上で、両校のコラボレーションは一つの重要な好例ではないかと考えます。ヘルスケアへの見識を広め、異文化間での深い関係性を構築するコラボレーションは、ヘルスケア分野の新たな価値を創造する行為だと思っています」と述べ、「学ぶということは、世界をより良いものにしようと望むものにとって、継続したプロセスを意味します。卒業生の輝かしい未来と今後のキャリアの成功と目的の達成をお祈りします」と、祝辞を頂きました。

 学校法人大阪滋慶学園は上海中医薬大学から毎年10名の看護学科の学生を2ヶ月間受け入れて交流しており、同大学看護学院の史副院長は「両校の看護教育交流のさらなる充実に期待しています。皆さんは一日も早く医療業界を支える人材となり、毎日の仕事の中で楽しさや幸せを見つけてください」と祝福していただきました。

 来賓紹介が行なわれ、島根県看護協会常任理事の石井朋子様や島根県看護連盟会長の川合政惠様をはじめ、山陰言語聴覚士協会会長の竹内茂伸様、島根県理学療法士会副会長の坪内史子様、島根県臨床工学技士会副会長の秋國意知子様ら各業界団体のトップが次々と紹介されました。また島根県の溝口善兵衛知事をはじめ各方面から沢山の電報を頂き、その一部が紹介されました。

川島さんに市長賞、大石さんに校長賞、末次さんと安田さんに理事長賞

006各賞を授与される卒業生

 このあと、優秀な成績を残した学生らに贈られる各賞の表彰式が行なわれ、校長賞が言語聴覚士学科の大石梓乃さんに、理事長賞が看護学科の末次真子さんと理学療法士学科の安田恒輝さんに、また市長賞が理学療法士学科の川島千春さんに贈られたのをはじめ、各業界団体などからの各賞が贈られました。

看護学科の渡邉さん 4学科の代表と共に答辞

 最後に、臨床工学技士学科の在校生代表による送辞を受けて、看護学科の渡邉睦さんと4学科の代表がそれぞれ卒業生を代表して、答辞をのべました。社会人を経験後に出雲医療看護専門学校に入学、年齢差のある同級生らと一緒に学ぶことができるかという不安を抱えていたという渡邉さんは仲間と一緒に学び、研修先では患者さんを前に、実力を発揮できない自らのふがいなさに仲間と一緒に悔し涙を流したそうです。そういう学びの時を過ごして「看護とは何かを考え、今、光がみえてきたように思います」と力強く述べ、教職員や研修でお世話になった方々、懸命に支えてくれた家族への感謝の気持ちを伝えました。各学科代表の4人も、先生方やクラスメート、家族への感謝の気持ちをそれぞれに伝えました。

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    出雲の医療・福祉を担う3期生の卒業生の皆さん

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    答辞で感謝の言葉を伝える看護学科の渡邉さん

 卒業生たちは、このあと謝恩会に出席、学科の仲間や先生方と別れを惜しむ思い出のひと時を過ごしました。

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