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滋慶COM大阪”最初の授業”  11校合同の入学式が大阪城ホールで行なわれました

2018.05.03

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5000名を超える入学生や保護者の皆さんが参列した滋慶学園グループCOM大阪の合同入学式

 12カ国105名の留学生を含む2709名の新入生を迎えて、滋慶学園グループの掉尾を飾る滋慶学園COM大阪11校合同の”最初の授業”である「平成30年度入学式」が4月19日(木)、大阪市中央区の大阪城ホールで行なわれました。

 海外教育顧問や学校長、副校長ら音楽やダンス、デザイン、舞台、放送など様々なジャンルの第一線で活躍する国内外の先生方や多数の企業、各界の来賓に臨席いただく中、第一部の式典では、浮舟邦彦総長をはじめ、学校長や名誉学校長がプロフェッショナルをめざす新入生にメッセージを贈りました。

 第二部では、ロックバンド・SOPHIA、MICHAELのボーカリストで卒業生の松岡充さんらエンターテイメント界をはじめ各界で活躍する卒業生や在校生らが素晴しいプレゼンテーションを披露。成長した姿を新入生に見せ、文化・芸術・医療系の各専門学校ならではの、華やかながらも3時間を優に超える迫力満点の“第一回目の授業”が行なわれました。

 新入生の皆さんは、各界トッププロの先生方の素晴しい話に耳を傾け、活躍する先輩たちの姿に自分たちの将来の姿を重ねながら、舞台に見入り、眼を輝かせていました。

11校は
大阪スクールオブミュージック専門学校
OCA大阪デザイン&IT専門学校
大阪ダンス&アクターズ専門学校
京都医健専門学校
放送芸術学院専門学校
大阪アニメーションスクール専門学校
大阪キャリナリー製菓調理専門学校
大阪ECO動物海洋専門学校
大阪ウェディング&ホテル・観光専門学校
大阪スクールオブミュージック高等専修学校
甲陽音楽学院

篠塚学校長が式辞 「自分を信じて欲しい。途中で階段を下りないで」

学校長を代表して式辞を述べる篠塚正典先生

 大阪スクールオブミュージック専門学校のゴスペルアンサンブルの先導による国歌斉唱、各校学校長の紹介に続いて、長野冬季オリンピックのシンボルマークデザインを手がけたことで知られるクリエーティブディレクターの篠塚正典学校長が、各学校長を代表して最初に式辞を述べました。

 篠塚学校長は、まずホールを埋めた入学生に向って、「皆さんは自分の好きなことを仕事にするためにこの学校に入学されました。自分の好きなことを仕事にするってどんな感じかイメージしてみてください」と呼びかけ、「プロフェッショナルとして仕事もうまくいって元気に笑っている姿が見えますか」と問いかけました。

 篠塚学校長は、小さい頃から絵を描くことが大好きでグラフィックデザインのプロとして30年近く続けてきた自らの仕事のやりがいと楽しさ、その思いを紹介しながら、「2年後、3年後、卒業したら、自分はどんな風なプロフェッショナルになるのか、どんな風に仕事をしたいのか、今日はっきりと自分の中で思い描いて下さい。それが皆さんのこの学校での目標です。自分を信じて明日からその目標に向かって一歩ずつ階段を上がっていってください。決して途中で下りないで下さい」と激励しました。

浮舟総長 「社会人、業界人としての基礎力をしっかりと身に付けて」

  • 滋慶学園グループの浮舟邦彦総長

  • 将来の夢に目を輝かせる新入生の皆さん

 次に滋慶学園グループを代表して浮舟邦彦総長が登壇。「皆さんは自分の好きや夢をしっかりとした目的、目標に変えていかなければなりません」と、大谷翔平選手が高校時代に自らの目標シートを作って大リーグへの夢をめざしたエピソードを紹介し、目標、目的を明確にすることの大切さ、そのための学ぶことの大切さなどを伝えました。

 さらに浮舟総長は、「産学連携教育の下、企業から課題を頂いて、それにチャレンジしプレゼンテーションしていくカリキュラムが沢山あります。積極的に学び、多くのことに関心を持つ、学ぶ習慣を身につけて下さい。業界で仕事をしていく身構え、気構え、心構えを学ぶことも大切です。いわゆる社会人、業界人としての基礎力をしっかりと身につけることです」と述べました。また、学校のいたるところに掲げている『きょうも笑顔であいさつを』の標語にふれ、「『笑顔であいさつ』『朝食を必ずとる』といった良い生活習慣を身に付ける努力をしてください」と述べ、スペシャリストとして世界のどこででも仕事ができるために、国際的感性やグローバルな視点、視野を身につけることの大切さについても、ひと言ひと言、言葉に力を込めながら伝えました。

国内外から第一線で活躍する錚々たる講師陣の先生方が参列

 劇団四季をはじめ各界からのご来賓や、名誉教育顧問でシンガーソングライターの大黒摩季先生、プリンセス プリンセスのリーダー・ベーシストの渡辺敦子先生、ロックバンド・ゴダイゴのリーダー、ミッキー吉野先生、海外教育顧問のジョーイ・カルボーン先生やヒース・ワイアット先生、トミー・シュナイダー先生ら錚々たる先生方が次々と紹介されると、会場からはその都度、大きな歓声が湧き起こりました。また金融機関や学界、スポーツ、医療、洋菓子、広告、放送、音楽、映画など各業界からの来賓が紹介されました。

バークリー音大のニコール副学長 「『バランス』を常に考えて」など3つの要望

バークリー音楽大学の副学長、マシュー・ニコール先生

 2年前に滋慶学園グループと教育提携を結んだ米バークリー音楽大学からは、マシュー・ニコール副学長が列席、海外からの来賓を代表して祝辞を述べました。お嬢さんの米国での式典を欠席してまで本学園グループの入学式に出席していただいたニコール副学長は、学びを始めるにあたって深く考えて欲しいこととして、3つのことを新入生に求めました。

 1つ目は「バランス」です。バランスは音楽を形成するすべての要素における関係性であり、経験を形作るために作用する物事のクオリティだと説明した上で、「仕事、勉強、遊び、そして人生のバランスをどう取っていくか考えて欲しい」と述べました。

 2つ目は、19世紀臨済宗の禅僧、南隠禅師の逸話を紹介し、教えを受けるときは、「自分の心を空無にして、人の話に耳を傾けなければなりません」と諭しました。そしてロックバンド、キング・クリムゾンのギタリスト、ロバート・フリップの著書から「理解することは簡単である。けれども知ることは難しい」の一節を紹介、「理解」することと、「知る」ことの違いについてふれました。

 3つ目として、「『理解する』だけではなく、『知る』をどのように追求することができるのか。これが本当の学ぶ術です」と語りかけ、「自分を表現する力を伸ばす一方で、新しい考えに心を開き続けるには、継続的な鍛錬と平静な心が必要です。そしてただ『理解する』のではなく『知る』ことは、皆さんにとって最大のチャレンジになるでしょう」と、これからの学園生活における課題を与えていただきました。

奥山名誉学校長 「自分しか出来ないことをこの滋慶学園のプログラムを通して学んで欲しい」

プロの仕事について話す奥山清行先生

 名誉学校長で、フェラーリーやマセラッティのデザインを手がけるなど幅広い活動で知られるKen Okuyama Design代表の奥山清行先生は、山形新幹線の車両の色を塗り替えるプロジェクトを通して、プロが仕事をするということはどういうことかということを分かりやすく、新入生に話しました。

 奥山先生は、地元の人たちの思いに応えようとして、その昔、鉛の入っていない唯一の赤い染料として、多くの人の命を助けたベニバナにまつわる苦労の話を、黄色と赤白のグラデーションとして、新幹線の塗り替えを通して表現したいと考えました。ところが、新幹線は非常に長くて大きなため、極めて困難な作業だと分かります。そんな時、偶然、講演を聴いていた6人の職人さんたちが道具を作り、作業をシステム化して完成にこぎつけることができました。その結果、地元の沢山の子どもたちに喜んでもらい、地元を助けることにつながったのです。

 地元のためになったことを知って自分も喜びと達成感を感じたと話しながら、奥山先生は最後に、「皆さんはプロをめざしています。エゴがあっても、大いに結構、エゴがない人間に作品なんて作れません。人を感動させることも出来ません。ただエゴを通して作った自分の作品の向こうに、それを見て喜ぶ方、使って本当に助かる方がいらっしゃるということを、卒業までの間に知ってください。自分しか出来ないことをこの滋慶学園のプログラムを通して学んでください」と、力強く激励しました。

湯川名誉学校長 「コミュニケーション力など4つのCを身に付けて」

4つのCを贈る湯川れい子先生

 第一部式典祝辞のトリとして、名誉学校長で1960年代からエルビス・プレスリーやビートルズ、マイケル・ジャクソンなどを日本に紹介し作詞家としても数々のヒットを飛ばしてきた日本作詞家協会顧問の湯川れい子先生が祝辞を述べました。

 58年間、仕事を続けてきたという湯川先生は、「こんなに長い間、自分の大好きな仕事を出来てきたということはどういうことでしょうか」と、問いかけ、「何の地図もありませんでした、先輩もいませんでした。そういうモデルがありませんでした。でもどうして出来たか。好きだったからです。やりたいことがあったからです。皆さんもそれをこの学校で見つけてください」と語りかけました。

 さらに「これからはAIが世の中を動かしていく世界です。皆さんは、どうやったら勝負ができるのでしょうか」と問いかけ、この3月に亡くなった偉大な物理学者、スティーブン・ホーキング博士の「何よりも大切なのは好奇心です」という言葉を紹介しながら、「私もそう思います。好奇心とコミュニケーション力、要は人間力です。世界中につながっていける力です。私の人生を通して確信としてあるのは、音楽は言葉を超えて世界をつなぐ最高のコミュニケーション力です。それともう一つ、笑顔の力です」と述べ、AIに対して、「BI」(Business IntelligenceとBasic Income)、「CI」がキーワードだと述べました。

 最後に湯川先生は、「Cで始まるコミュニケーション力、ホーキング博士が言った‎Curiosityの好奇心、そしてCreativityの創造力、この3つのCに加えて、Cocoro(心)の『C』、この4つのCを身に付けていくように頑張ってください。きっと素晴しい人生、素晴しい未来が待っていると確信しています」と、入学生の心に響く言葉で歓迎しました。

 いずれも世界的に活躍し、それぞれのジャンルの頂上を極めながら、なおも前進を続けておられる5人の先生方の個性豊かで含蓄ある“講義”に、新入生一同、一言も聞き漏らすまいと、真剣に聞き入っていました。

  • 式典に彩りを添えるOSMゴルペルアンサンブル

  • 大阪城ホール前で

式典第二部の卒業生によるパフォーマンスの記事こちら

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