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国内外の来賓が新入生の将来に期待 COMグループ東京7校合同入学式

2019.05.16

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東京国際フォーラムで行われた入学式。祝辞を述べる奥山名誉学校長

 4月8日(月)、東京国際フォーラム ホールAにて、滋慶学園COMグループ東京7校の合同入学式が行われ、留学生29ヵ国453名を含む、新入生2,379名がそれぞれの目標に向けて学園生活のスタートを切りました。

 式典はゴスペルアンサンブルの先導による国歌斉唱にはじまり、東京コミュニケーションアート専門学校 篠塚正典学校長が式辞を述べました。滋慶学園グループ 浮舟邦彦総長の祝辞に続き、俳優の別所哲也名誉学校長をはじめ、各業界を牽引し国内外で活躍されている5名の名誉学校長が「ともに頑張りましょう」という力強いメッセージを新入生に贈りました。また、この入学式には、新入生の入学を祝うため、ウエストフロリダ大学 マーサ・サンダース学長、啓明文化大学 朴勝昊総長、マクドナルド セルズニック アソシエイツ最高責任者のトニー・セルズニック様などの海外提携校をはじめ、国内外から来賓、教育顧問、講師が駆けつけました。次々と紹介されるあこがれの業界、企業、先生方に、新入生の目はさらに輝きを増していました。

 “第1回目”の授業となる第2部では、COMグループの教育の核となる「産学連携教育」の企業プロジェクトを紹介。各校の卒業生、代表生がその内容と成果を英語と日本語でプレゼンテーションしました。TSMの卒業生でmihimaru GTとして音楽業界を席巻、現在は作家・プロデューサーとして活躍している三宅光幸さんなどの豪華卒業生バンド、また姉妹校の大阪スクールオブミュージック専門学校の卒業生、音楽活動だけでなく俳優としても活躍している、教育顧問の松岡充先生率いるバンドMICHAEL、最後には名誉教育顧問のミッキー吉野先生らによるスペシャルバンドとTSM&TSM渋谷ゴスペルアンサンブルの演奏で新入生を歓迎、熱気と感動のなかで新入生の学生生活がスタートしました。

【滋慶COMグループ7校】
東京コミュニケーションアート専門学校
東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校
東京スクールオブミュージック専門学校渋谷
東京ダンス&アクターズ専門学校
東京映画・俳優&放送芸術専門学校
東京デザインテクノロジーセンター専門学校
東京アニメ・声優専門学校

  • TSMゴスペルアンサンブルの先導で国家斉唱

  • 国内外から多くの来賓が列席

「才能よりも努力が大切、努力無しには成功はありえません」篠塚学校長式辞

式辞を述べるTCAの篠塚学校長

 「今はどんな心境ですか?」と新入生に問いかけた篠塚学校長。プロになる才能があるのかと不安を抱えている人に向けて「大丈夫です。才能はほんの少しだけあればいいのです。この入学式にいる皆さんはすでに少しの才能を持っています。才能よりも努力の方が大切です」と、3月に引退したイチロー選手の引退会見で語った「自分が好きで夢中になれることを見つければ、目の前に立ちはだかるどんな壁も乗り越えられる」という言葉を引用して「みなさんは、もう、好きで夢中になれることを見つけています。あとはその夢に向かって突き進めばいいのです。決して立ち止まらず、ゆっくりでも一歩づつ確実に進んでいくことを今日、ここで自分に誓ってください。そう誓って頑張るみなさんを学校は全力でバックアップします。全力で応援します」と新入生に熱いメッセージを贈りました。

「無駄な時間はありません。目標を明確にし、力強く歩み出してください」浮舟総長祝辞

新入生に祝辞を贈る浮舟総長

 「目的を明確にして、まず卒業時のゴールを目標に、学びをスタートさせることが大切です。卒業時の自分がプレゼンテーションする自分のポートフォリオを描き、それを創り上げる努力をしてください。皆さんにとって、卒業後、その仕事で自分のキャリアを伸ばしていく、そのための基礎・基本を本学で学ぶ大切な学生時代です」と目標を持って始めることの大切さを伝えました。さらに、業界人、社会人としての身構え、気構え、心構えや、よい生活習慣、学ぶ習慣、コミュニケーション、真の国際的感性、仲間や講師、業界の方々とのネットワークが大切さを伝え「無駄な時間はありません。目的、目標を明確にして一歩一歩、力強く歩み出してください!」と激励しました。

「この学び舎で新たな行動を仲間と起こしてください」別所哲也名誉学校長

今年度から名誉学校長としてご指導いただく別所先生

 昨年亡くなられた津川雅彦名誉学校長の「学問とは学ぶこと、問いかけること」という言葉を紹介し、「私もみなさんと同じ年の頃、自問自答の末、俳優になることを決意しました」と、自分に問いかけ、社会に問いかけ、世界に問いかけてほしいと伝えました。そして「人生に必要なのはパッション、ミッション、そしてアクションです。この3つのなかでも、情熱、パッションを持ち続けてください。俳優は英語でアクターと訳します。しかし、実際には行動者と訳すべきかもしれません。皆さんもこの学び舎で、新たな行動を仲間と起こしてください。人生は、独りぼっちではありません。家族がいる、仲間がいる、そしてこの学校がある。最後に僕の大好きな言葉を贈ります。If you go FAST, GO ALONE, IF you go Further, GO TOGETHER。速く行くときは一人で、でもより遠くへいくときはみんなで。この場所がそのみんながいる場所です」と新入生に温かい言葉を贈りました。

「光に向かって前進してください」石井幹子名誉学校長

国内外で活躍されている照明デザイナー 石井名誉学校長

 「今、世の中は、モノからコトへと移行していると言われています。私はその次は、コトからトキの時代になると考えています。人の持ち時間は、限られています。その持ち時間を豊かに楽しく、そして美しく過ごすことが、大きな価値になると、私は考えています。皆さんは、そんな貴重なトキを創造する仕事に、一歩一歩近付いていくのです。私は、光を用いて美しく豊かなトキを創ることを、長い間仕事にしてきました。山あり谷あり、困難もありましたが、大勢の人々に美しさを届ける仕事をして来て、本当に良かったと思っています」。と、石井先生が昨年手がけたパリのランドマーク、エッフル塔のライトアップ、日本の一大文化イベント・ジャポニスムのハイライトとなったイベントの映像がモニターに映し出されました。美しい光の映像に感動する新入生たちに向けて「皆さんも、これから、光に向かって前進してください」とエールを贈りました。

「今日の白紙の自分、夢を持ってここに座っている自分を覚えていてください」奥山清行名誉学校長

奥山清行名誉学校長

 「今日は第二部で大変重要な第一回目の授業、皆さんの先輩方が産学連携教育の発表を見事に英語と日本語で行います。皆さんも1、2、3年後にここに立って同じことをしています。皆さんが先生方から与えられた課題をフォローしている限り、皆さんもこの場に立てる技能を持つに至ります。ただ、その技能を持って社会に飛び立ち、世界を変えるほどのプロになれるかどうかは皆さん次第です。ライバルができ、勝とうと努力し、ライバルに勝って登竜門を超えていく、その一番先にいるのは自分自身です。過去の自分をを超えていかなくてはならない段階がプロとして必ずやってきます。そのときに覚えていていただきたいのが、今日の白紙の自分、期待や夢を持ってここに座っている自分自身です」と話す奥山先生自身、大好きな仕事ができることが嬉しく、毎日が新しい自分だと思いプロとしての仕事をしているそうです。「夢を持って、先生のおっしゃることを守り、素晴らしい先輩方をよく見て、それ以上の努力を続ければ、それ以上のプロになれると思います」。そしてAppleの創業者スティーブ・ジョブスがスタンフォード大学の卒業式での伝説のスピーチで最後に送った『Stay foolish, Stay Hungry(愚直であれ、貪欲であれ)』という言葉を贈りました。「今の皆さんには簡単なことかもしれませんが、滋慶学園で学んでプロに近づけば近くほど難しくなっていきます。ぜひ、この言葉を胸に刻んで努力を続け、何より毎朝起きた時、夢のように思っていた仕事の、第一線のプロに近づいていることを忘れないでください」。

「新しい時代の創意と工夫に満ちた『梅花の宴』を期待」馬場章名誉学校長

手話で『令和』を表現される馬場名誉学校長

 ゲーム研究者であり、日本史研究者の馬場名誉学校長は新元号『令和』の由来となった、旧暦天平2年正月13日(730年2月8日)九州・大宰府の長官大伴旅人の邸宅で開催された『梅花の宴』は、友人らが32人集まり、梅の花を観ながら酒を酌み交わして和歌を詠む、いわばエンターテインメントのイベントだったと紹介。「皆さんは、どのようなエンターテインメントを演出するでしょうか?」と問いかけました。「会場をイラストで飾り、生きものを放し、音楽を奏で、ダンスを披露し、お芝居を上演して、アニメを上映する。eスポーツのイベントも開催できますね。学校の枠を越えて、滋慶学園の皆さんの力を結集すれば、1300年前には想像もできなかった新しい時代のエンターテインメントを作り出すことができます」。そして『令和』の手話表現、梅のつぼみが開く様子を見せながら「『平成』の最後に入学し、新しい『令和』の時代に学ぶ皆さんが、滋慶学園の各学校の枠を超えて、新しい時代の創意と工夫に満ちた『梅花の宴』を催してくれることを期待します」と激励しました。

「学生だから出せるSOSを遠慮なく出して」湯川れい子名誉学校長

湯川れい子名窯学校長

 「新入生の皆さんは、ご自分でこの学校という土壌を選んで、巡り来る次の春に芽を出すために入って来て下さったタンポポの種です。将来、芽を出すためには、最低でも必要な条件というものがあります」と新入生に4つの「S」を贈りました。1つ目のSは『スマイル』、2つ目は『睡眠』、3つ目は『食事』、そして4つ目が『SOS』。「やがて競争社会に船出して、それぞれのプロの職場に入ったら、決して簡単に出せる信号ではありません。学生時代、学びの時だからこそ、先生にも友達にも「SOS」を出す事ができます。好奇心や前に進みたいという欲求があるからこそ出てくる言葉。たくさんの疑問、質問、悩みを抱えて、遠慮なくSOSを出して下さい。きっと、忘れることのできない貴重な学園生活を送れることでしょう」。そして最後にもうひとつ、「5つ目は、素敵のS、素晴らしいのSです」と新入生の『素敵なスタート』を祝福しました。

学園での学びを理解し未来の姿に思いを馳せる第一回目の授業=第二部

 第二部では、1987年の開校以来実践している産学連携教育システムの成果を、各校を代表して8組の卒業生と在校生が、国際教育の一環として日本語と英語でプレゼンテーションしました。

 TCAスーパークリエーター科の竹國佳祐さんは、ヤンマー株式会社からの企業プロジェクト「次の100年後を見据えたヤンマーの新しいデザイン」をプレゼンテーションしました。創業100年を超え、食料生産、エネルギー変換の課題解決を行っているヤンマー。提案は、親しみやすさを出すためにヤン坊マー坊天気予報でおなじみのキャラクター起用し、成長としたヤンとマーによって創造されたスペシティというユニークな企画です。このプロジェクトを通して、発想力や創造力はもとより、言葉によってデザインすることの重要性を学ぶことができたとプロジェクトの感想を伝えました。

 東京アニメはe−sportsの取り組みから「プロゲーマーチーム Sengoku Gaming所属への道」。世界の競技人口7千万人を超えるゲーム『LOL』、アニメ総合制作科の大久保慎さんは、1年生のときに東京アニメチームとして参加した学生日本大会で優勝、世界大会に出場しました。しかし敗退から挫折を味わうことに。それでもゲームをしていると勝ちたいという気持ちは抑えられず、2年のときに2部リー グのチームの入団テストを経て合格。その後、実績を積み、最高峰のプロチームから声がかかり、夢を叶えたというプロゲーマーへの道をプレゼンテーションしました。

  • TCA 竹國さんの想像&創造力の企画提案

  • 「学校で一番学んだのは出会いの大切さ」と東京アニメの大久保さん

 TSM/TSM渋谷は「株式会社フックアップeデバイスプロモーション楽曲制作プロジェクト」で、バーチャルインストロメンタルコントローラーのプロモーション楽曲制作に取り組んだプロミュージシャン科の堀内拓海さん、大野理乃さん。制作した楽曲は企業ホームページ等で使用されています。この楽曲を学生たちが演奏しました。

 TCA ECOのプレゼンテーターは「アニマルモデルデビュープロジェクト」を通して、課題提供企業に就職したエコ・コミュニケーション科の水見ゆきのさん。テレビや映画などで活躍するモデル犬のトレーニングに取り組み、実績をあげました。そのトレーニングの成果を見せるために、ステージにワンちゃんが登場。大観衆の前でも動じず、トレーナーの指示通りに動く姿に会場から大きな拍手が贈られました。

  • 採用楽曲を学生バンドが演奏

  • ドッグトレーニングを実演

 TSM 総合音楽科(高等課程)の生徒たちは「ベリーグッドマン」のMV&コンサート ダンス振り付けプロジェクト」の取り組みを発表しました。「振り付けのポイントは覚えやすく、ステージと客席が一体になれるように工夫しました」と総合音楽科の市村春花さんと觸沢蒼楽さん。MVに合わせて学生たちがダンスを再現、楽しくパフォーマンスを披露しました。

 TECH.C.は「東京ゲームショウ2018 TECH.C.オリジナルVtuber制作」をITデザイン科の宮澤将樹さんがプレゼンテーションしました。東京ゲームショウでは生放送や来場者とのゲームが人気を博し、ブース来場者は過去最高となったそうです。

  • ダンスを再現

  • 人間の動きからキャラクターを動かす

生きることの素晴らしさを伝えたいと、1994年から学生たちの手で上演を続けている「骨髄移植推進キャンペーンミュージカル『明日への扉』。初演から25年。産学連携はもちろん、仕事を通しての社会貢献を実体験するイベントでもあります。DATOKYOはこの『明日への扉』からダンスシーンを披露しました。
 最後のプレゼンテーションは、東京映画・俳優&放送芸術専門学校の卒業生で、劇団四季で活躍する舞台俳優 永田俊樹さんが登場しました。永田さんは2年のときにチャレンジした『明日への扉」がきっかけで舞台に興味を持ち、劇団四季を受験したそうです。厳しいレッスン、そして掴んだ憧れのシンバ役。それらの経験から「苦手なことややりたくないと思うことにこそ、積極的にチャレンジしてみてください。その先に、新しい自分に会えることを僕は信じるから」と新入生にメッセージと歌を贈りました。『ライオンキング』の「終わりなき夜」、すばらしい表現力に会場中がミュージカルの世界に引き込まれていました。

  • 25年に渡り上演されている『明日への扉』

  • 『明日への扉』のパワフルなダンスシーン

活躍中の卒業生が音楽でメッセージ

 国内外の音楽シーンで活躍する卒業生が、この日のみのスペシャルバンドとして新入生に音楽でメッセージを伝えました。Kid‘zさん(TSM卒業、『MY FIRST STORY』ドラマー)、ベース・FIREさん(OSM卒業、ベーシスト/プロデューサー)、引田寿徳さん(OSM卒業、ギタリスト)、川辺マイコさん(TSM卒業、キーボーディスト)、mitsuyuki miyakeさん(TSM卒業、マニピュレーター・作編曲家・プロデューサー)、近藤章裕さん(FSM卒業、シンガー)、塚本直さん(FSM卒業、シンガー・ミュージカル女優)が素晴らしい演奏で、新入生を歓迎しました。

  • 活躍中の憧れの先輩が演奏

  • 圧倒的な歌唱で新入生を魅了した塚本さん

 姉妹校・大阪スクールオブミュージック専門学校を卒業後、ロックバンドSOPHIAでメジャーデビューし、現在はクリエーターアーティストとして、ヴォーカリストのみならず映画や舞台などの多彩な分野で活躍する先輩、松岡充さんが登場。バンド・MICHAELとして『夢』を演奏し、卒業生を代表して新入生に熱いメッセージを贈りました。

楽器や機材を転換中の学生スタッフ

 ここで舞台転換中のステージが明るくなり、楽器や機材を転換しているプロのスタッフとTSM、TSM渋谷の在校生が紹介されました。『業界とともに業界に必要な人材を育成するプロジェクト』として、入学式も授業の一環として在校生が関わり、経験を積んでいきます。音響・照明・舞台制作・会場運営を行う在校生に、新入生や保護者から拍手が贈られました。

 学園生活、国際教育、デビューや就職についての紹介も行われました。
 「滋慶国際交流COM JIKEI INTERNATIONAL CENTER」の中川先生が留学生の充実した学園生活のためのきめ細やかなサポートを紹介、29カ国453名の留学生に「一緒に楽しく頑張りましょう」と呼びかけました。
 COMエンターテイメント デビューセンター長の中村先生が「COMデビューバンクシステム」、「新人発掘プレゼンテーション」、「COM合同企業説明会」、「インターンシップ制度」など、本学園独自の「就職・デビューシステム」を紹介しました。「さあ!目標に向かってスタートしましょう!」とエールを送りました。

アフリカでの成果を発表する奥田さん

 教育理念のひとつである国際教育として実施されている海外プログラムを国際部の嶋先生が紹介。昨年アフリカ・ケニアでマサイマラ国立保護区やマサイ族の村を訪れる海外研修に参加した東京コミュニケーションアート専門学校 動物園・動物飼育専攻の奥田さんが。「間違いなく今までの私の人生で最高の経験であり、私が動物園の飼育員になるために、必ず活かせるはずです。新入生の皆さん、勇気を出して世界への一歩を踏み出しましょう!」と自らの体験をプレゼンテーションしました。

新入生を歌で歓迎

 入学式の最後には、総勢120名のTSMゴスペルアンサンブルとヴォーカリストの高城奈月子さん(TSM卒業生)、ドラム・トミー・スナイダー先生、ベース・マーリン・ケリー先生、キーボード・ジョーイ・カルボーン先生、キーボード ミッキー吉野先生、ギター・キース・ワイアット先生というスペシャルバンドが、池末信先生の指揮で「You raise me up」を演奏、大きな東京フォーラムの会場に響き渡る感動的なパフォーマンスで、第一回目の授業が終了しました。

  • ロビーで同級生と記念撮影

  • 式典後第一回目の保護者会を開催

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