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職業体験セミナー 作文創作コンテスト 授賞式が行われました!文部科学大臣賞に京都府立鴨沂高校の生徒 作品『夢と目標』

浮舟邦彦総長(前列左から2人目)、須賀寅充先生(同3人目)らと記念撮影

 10年後、20年後、あなたはどんな仕事をしているのでしょう―。中学・高校生を対象に、将来の夢や希望、進路について今、取り組んでいることや不安に思っていることを作文と創作作品で表現する「職業体験セミナー 第13回作文・創作コンテスト」の授賞式が12月14日(水)、大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館)で行われました。コンテストの主催は滋慶学園グループのセミナー実行委員会(岩嵜俊輔委員長)。「第22回職業体験セミナー」のプログラムの一環として行われました。

 コロナ禍で感染拡大が懸念された2020年と2021年はエディオンアリーナでの職業体験セミナーの開催を自粛し、“出張授業”の形で分散して行ったため、それまで一緒に行っていた表彰式も別会場で実施。3年ぶりの職業体験セミナーの中での表彰式となりました。

※職業体験セミナー 3年ぶりエディオンアリーナで開催
 https://www.jikeigroup.net/news/20221227_46246.html

 コンテストは作文と創作(演劇などの台本、小説、漫画、俳句、短歌など)、ポスター・スローガンの3部門で作品を募集。今回、コロナ禍の中にもかかわらず、約400点の作品が全国から寄せられ、初めて福井県や徳島県からの応募もありました。審査の結果、作文部門の最優秀賞には京都府立鴨沂高等学校の石山蓮也さんの作品が選ばれ、3部門の中で最も好成績だったとして滋慶学園グループの浮舟邦彦総長から文部科学大臣賞が贈られました。

3年ぶり 職業体験セミナーの中での表彰式 

 はじめに職業体験セミナーの顧問で、コンテストの審査委員長の須賀寅充先生(大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校/放送芸術学院専門学校 学校長)が挨拶。職業体験セミナーやコンテストの歴史と意義について語り、「多くの生徒さんが集まるこの会場に戻り、表彰式を執り行うことができること、たいへんうれしく思います」と感慨深い様子でした。

 続いて第10回職業体験セミナーを記念して始まった第1回作文・創作コンテストで文部科学大臣賞を獲得し、職業体験セミナーのテーマソングにもなった大阪府立枚岡樟風高校軽音楽部の作品『明日のために』の歌が会場に流れ、多くの生徒・参加者たちが聞いていました。

  • 挨拶する須賀先生

  • 文部科学大臣賞を受ける石山蓮也さん(左)

福井県、徳島県の生徒の作品も優秀賞に選ばれました!

 授賞式では部門ごとに最優秀賞、優秀賞、特別賞の作品と学校・名前が紹介され、ステージで表彰状と副賞が贈られました。晴れの最優秀賞を受賞した皆さんは次の通りです。

【最優秀賞】

〇作文部門(高校生の部) 文部科学大臣賞 『夢と目標』
 京都府立鴨沂高等学校3年 石山蓮也さん

〇作文部門(中学生の部) 総長賞 『女性が輝く未来のために』
 東大阪市立義務教育学校くすは縄手南校8年 福本心美さん

〇ポスター・スローガンの部 実行委員長賞 『青空の下』
 大阪府立箕面東高等学校1年 岡村瑠海さん

【優秀賞】

〇作文部門(高校生の部) 大阪府教育長賞 『世界を平和にするために』
 金蘭会高等学校3年 島杏樹さん

 優秀賞にはこのほか、福井県の高校生や徳島県の中学生ら地方からの応募作品も選ばれました。

〇作文部門(高校生の部) 優秀賞 『私の夢』
 福井県 私立啓新高等学校2年 辻󠄀岡 大輝さん

  • 作文部門で優秀賞に選ばれた高校生の皆さん

  • 浮舟総長が受賞者たちを激励しました

 授賞式の終わりに滋慶学園グループの浮舟邦彦総長がスピーチし、「私も作品を読ませてもらいましたが、どれも素晴らしいと思いました。作文の部で最優秀賞を取った方には、今年も文部科学大臣賞が授与されました。これは作文のレベルが間違いなくアップしているためで、来年は創作の部の応募者の皆さんの奮起を期待したいと思います」と激励されました。

 さらに「この職業体験セミナーは色んな職業を経験できるイベントです。こういう選択肢あります、こういう仕事があります、という進路について体験し、考えることができます。皆さんはこれから、大学に行ったり高校に行ったりされると思いますが、この職業体験セミナーが参考になり、進路を考えるうえでの道標になったら、それほど嬉しいことはありません」と語りました。