研究・開発

Research and Development

組織において最も重要な
資源は人材である

滋慶学園グループではグループ全体で教育の質的向上を目指すため、独自の研究機関として滋慶教育科学研究所(JESC)を設置。教育についてシステムを構築し、教育ノウハウを蓄積しています。建学の理念に基づき、よりよい教育を行うためには、教育を実践するための人・カリキュラム・教材・環境、すべての質の向上が不可欠です。 JESCでは、グループ各校が地域や学校・学科の枠を超えてさまざまな研究・開発に取り組んでいます。さまざまな学会や研修で互いのノウハウを共有し、良い手法を吸収し合いながら、常にグループ全体が成長していくことを目指します。

滋慶教育科学研究所(JESC)は、絶え間なく構造変革を繰り返す日本の産業界において、即戦力となる人材の育成と社会変革に応じた生涯教育の実践を使命とし、設立されました。
学歴社会や終身雇用制から実力主義へと変化していく社会の中で、人間性・創造性・積極性に富んだ人材を育てることは、滋慶学園グループ全体の責務です。JESCはそれらの教育を実現するための中心的機関となり、教育システムの構築、教育ノウハウの蓄積、あらゆる組織における人材の質的向上を目的としたさまざまな取り組みを行っていきます。

主な事業内容

  1. 人材の育成・キャリア開発に関する情報収集・交換
  2. 人材の育成・キャリア開発に関する調査研究活動
  3. 各業界や組織において求められる人材の育成に必要な講習会・研修会の企画・運営
  4. 各業界・組織で必要とされる知識・スキルレベル測定のための検定試験等の実施
  5. 教育機関における学会の企画運営及び教育技法・指導法の開発・指導
  6. この法人の目的を達成するために必要な教材の制作・発行
  7. 滋慶教育科学研究所の会報誌及び学会誌の発行
  8. 上記事業に付帯する一切の業務

この度、当研究所の所長に就任しました。当研究所は設立以来、今日まで初代所長、近藤雅臣先生(現名誉所長)のご努力により揺るぎない発展を遂げてきました。その理念・方針は以下に述べられています。
「専門学校教育の使命は、社会、産業構造の変革、進展に応じて要望される即戦力のある人材の養成であり、また、社会人の能力向上ならびに高齢者の生きがい教育に資する生涯教育の実践であります。
そして、ここに育つ個々の人材が、人間性、創造性、積極性、国際性を身につけ、心豊かな知的社会の創成に向け能力を発揮するため共に努力すべき知的集団であるともいえます。そのためには専門学校自体に時代に即した変革と進展がなければなりません。
本学園においては教職員・講師自らの資質の向上が必須の課題であると受け止め、学園すべての教職員が滋慶教育科学研究所を中心に研修ならびに独自の学会活動を通じて日夜研鑚に励み、専門学校教育のノウハウを蓄積するとともに、業界のニーズに合致した独特の専門学校教育を打ち立てるべく努力しています。」ここに掲げられた理念・方針を礎に、更なる発展により社会貢献を果たすことを目指します。