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「医療の質と安全」のエキスパートとして 1期生20名が巣立つ 滋慶医療科学大学院大学学位記授与式

2013.03.24

20130324

「医療の質と安全」に関するエキスパートとして坂本学長から医療安全管理学専攻の修士号を授与される1期生総代の大西アイ子さん

「医療の質と安全」を探究する国内初の大学院大学(修士)として2年前の震災の年に開学した滋慶医療科学大学院大学(大阪市淀川区宮原1)の学位記授与式が24日行なわれ、六甲アイランド甲南病院医療対策室看護師長を勤めながら論文を書き上げた総代の医療管理学研究科修士課程、大西アイ子さんら1期生20名に坂本幸哉初代学長からわが国で初めての修士(医療安全管理学)号が授与されました。

1期生20名は20代から50代まで年齢も様々。医師や看護師、保健師、助産師、理学療法士、臨床検査技師、臨床工学技士、診療情報管理士、介護施設経営者など、病院や介護施設などで昼間は仕事を持ちながら、平日の夜間と土曜日に新大阪駅前にある同大学院で医療安全管理学やこれに関係する医療経営管理学などを学んできました。

坂本学長は「皆様方は大震災直後に入学され、命の尊さ、医療の安全管理に突き詰めた研究をしてこられました。患者さまの安全を求める声が高まる中、医療の質と安全を探求する本学の第一期生として、日本のパイオニアとしての活躍を期待します」とはなむけの言葉を贈りました。

 

滋慶学園グループの浮舟邦彦総長は同大学院の理事長としてお祝いの詞を述べました。浮舟総長は「大震災は医療機関、福祉機関として災害にどう対応していくべきかという多くの問題を提起しました。皆さまは医療の質と安全のエキスパートをめざして研究を続けてこられ、すばらしい論文を仕上げて社会に戻っていかれます。医療の質と安全の問題は経営マターとしても重要な課題となっています。これからはそのリーダーとしての役割が皆様には課せられていくことでしょう。それぞれのジャンルでエキスパートとして活躍し、それぞれの論文テーマに沿った研究・実践を今後も深めていかれることを祈念します」と祝福しました。

また来賓を代表して、独立行政法人国立病院機構大阪南医療センターの米延策雄院長をはじめ、海外提携校の米ゴンザガ大学看護学部学部長のリン・マーフィー博士、中国広州中医薬大学国際学院院長の王洪琦教授からもお祝いと温かい励ましのスピーチが行われました。

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    浮舟総長

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    ゴンザガ大学看護学部のリン・マーフィー学部長

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    広州中医薬大学国際学院の王洪琦学院長

祝電披露のあと、折田義正副学長や武田裕研究科長をはじめ教授陣が見守る中、最後に修了生を代表して大阪・羽曳野市にある医仁会藤本病院副院長兼地域医療連絡室室長である修士課程学生、喜田裕也さんが謝辞を述べました。
かつて医療の安全管理で困った経験から大学院に入学したという喜田さんは「私たちは東日本大震災、福島原発事故の直後、医療安全のみならず社会全体の危機管理や災害発生の対応が叫ばれているさなかに、医療安全学探求をテーマとするわが国最初の大学院に入学しました。
初年度ということで教授陣も学生も手探りのところがありましたが、職種や立場をこえて社会経験の豊かな学生同士が刺激を受け合い、グループ演習も医療安全を担う人材育成を謳った大学院の創設の趣旨に沿った充実した内容でした。

学生たちは論文作成と共に『医療の質と安全学会』をはじめとする学会で他の研究機関を上回る多くの発表を行なってきました。今振り返ると、勤務を終えて大学院に駆けつけるとすぐに授業や研究指導を受けるなど苦しい時期もありましたが、今となっては楽しい思い出です。私たち一期生はこの大学院で学んだことを生かして医療安全分野でのリーダーになることが指導していただいた先生方への恩返しと思って精進します」と延べ、祝福の拍手を浴びていました。

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    謝辞を述べる1期生代表、喜田裕也さん

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    教授陣と修了生全員で校舎の玄関前で記念撮影

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