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滋慶医療科学大学院大学の3期生入学式 「チームによる医療安全」へ多彩な人材

2013.04.11

20130410

滋慶医療科学大学院大学の入学式を終え、教授陣や理事者と記念写真に納まる新院生

「医療の質と安全」のエキスパートを育成する日本最初の大学院として設立された滋慶医療科学大学院大学(大阪市)の3期生入学式が4月7日(日)、新大阪駅前の大学院学舎で行なわれました。

同大学への受験資格は4年制大学や専門学校の専門課程(4年制)を卒業もしくは卒業見込みであることとともに、大卒でなくとも大学卒業者と同等の実力があると認定されれば、受験資格を得ることができます。

今年度の入学生は約半数が大阪や京都、兵庫、大分の病院に勤務する看護師。ほかに臨床工学技士や作業療法士、臨床検査技師、介護福祉士、診療情報管理士など年齢も30歳代前半から病院の看護部長をしている60歳代まで様々な経験を持つ社会人院生が誕生しました。

10時から行われた式には、坂本学長や医療安全管理学、医療情報学などが専門の武田裕研究科長をはじめ、脳神経外科学や医分子生物学、生体材料学、医用安全工学、看護マネジメント学、麻酔学、刑法学、心理学、病院管理学、経営学など、「医療安全管理学」という新学問領域とその周辺領域を支える幅広い分野の第一人者である学者・教授陣24名を含む来賓や学校関係者ら約120名が出席しました。

 

坂本学長「パイオニアとして先輩に続け」 浮舟総長「医療安全は経営マター」
訓辞に立った坂本学長は大学院の設立の経緯や趣旨についてふれた後、「この3月に1期生20名が修了し、それぞれの現場で医療の質の向上と安全への改革リーダーとして努力してくれるものと期待しています。皆さんもパイオニアとして後に続いて下さい」と訓示しました。

理事長である滋慶学園グループの浮舟総長も「本大学院で学ばれる医療安全管理学は様々な学問領域に及び、今までの教育・研究体系にはないジャンルです。同時に経営マターでもあります。その重要性を熟知した皆さんがリーダーになるのだという気概を持って勉学努力を重ねていただきたい」とエールを贈りました。

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    訓辞を行う坂本学長。左奥は理事長の浮舟・滋慶学園グループ総長

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    浮舟邦彦総長

来賓の八木原理事長「チーム医療はそれぞれがプロフェッショナル」
来賓を代表して心臓血管外科の権威でもある地方独立行政法人「りんくう総合医療センター」の八木原俊克・理事長からは、「ここ10数年、医療を取り巻く環境は大きく変わってきました。医療の複雑化、専門化によって、医師・看護師主流の医療から薬剤師や臨床工学技士、臨床検査技士、さらには医療秘書もチーム医療の一員として、連携あるいは共同して取り組まなければ成り立たなくなっています。そこの横をつなぐものが医療の質の担保、医療安全です。私どもの病院からこの大学院に進学するものが出て、この大学院のすごさを理解しました。チーム医療はそれぞれがプロフェッショナルであり、多様な価値観がポイントになってきます。多様な職種の皆さんが入学され、横のつながりをつくる機軸として医療安全を合言葉にエビデンスに基づいた医療安全管理学を学ばれ、新しいリーダーとしてこれからの医療を担っていただきたい。本当に大胆で画期的かつ先端的な大学院大学だと思います。これは医療に対する新しいチャレンジであり維新です。学生の皆さんはここで議論を深めて、それぞれの病院で医療をさらによくするために頑張っていただきたい。大いに期待しています」と励ましの言葉をいただきました。


りんくう総合医療センターの
八木原理事長


また海外提携校の米国ロマリンダ大学リチャード・ハートン学長からの喜びのメッセージを携えた同大学心肺科学学部の学部長、デビッド・ロペス博士が「両校は教授や学生も職業的経験を共有してこそ成長する、最高の医療は最高のエビデンスと素晴らしい結果の上に成り立つといった類似した価値観を共有しています。今後両校のパートナーシップと発展を期待してお祝い申し上げます」と挨拶。


海外提携校のロマリンダ大学
心肺科学学部のロペス学部長
「両校は類似の価値観を共有」


1956年に中国の中医薬人材を育成するために最初に設立された4つの国立大学のひとつである上海中医薬大学の胡鴻毅・副学長は「世界30数カ国・地域の大学・高等教育機関と提携する中で大阪滋慶学園は重要パートナーです。共同で医科学修士課程を設置し2年前に第1号の修士が誕生しました。これは両校発展の新しい道しるべとなりました。滋慶医療科学大学院大学は私どもにとって良いモデルとなり得ます。皆さまが積極的に学び、日本の医療安全管理を担うリーダーとして夢をかなえ、人類の幸せと健康に貢献されることをお祈りします」とお祝いの言葉を述べていただきました。


上海中医薬大学の胡副学長
「大阪滋慶学園は重要パートナー」


新院生代表の浅野さん「専門性豊かな先生方の指導に期待」
最後に、入学生を代表して医療管理学研究科医療安全管理学専攻修士課程、浅野沙奈絵さんが宣誓を行いました。浅野さんは大阪の出身で、宮崎大学医学部看護学科の1期生として横浜市内の病院に勤めていましたが、新たな道に挑戦したいと入学を果たしました。

浅野さんは「日々の仕事の中で医療の質や安全について考える機会が多く有ります。専門性豊かな先生方から指導を受けられることや看護職や臨床検査技師などの多職種で経験豊かな学友と学びあえることへの期待が高まっています。こうような恵まれた環境の下で、医療安全のリーダーになれるように日々研鑚します」と決意を述べました。


横浜の病院を辞めて学びの園へ。
浅野さんが決意表明


武田研究科長 注目すべき調査結果を発表
このあと、武田研究科長がこの春卒業した20名の学生について紹介。優秀な学生が揃い、各種学会で多くの論文を発表してきたことや、大学院での論文指導の様子を学生をはじめ、参列者に披露しました。

また、「大卒入学」と「審査入学」のグループ分けの結果、双方とも学業成績、論文成績共にほとんど差はなく優秀で、どちらかといえば、「大卒以外」の方が学業成績で微妙に上回っていたという注目すべき調査結果の報告も行われました。

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    1期生の奮闘ぶりなどを紹介する武田研究科長

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    各方面から寄せられた沢山の祝電

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