作田学校長による訓辞
「職業実践専門課程」の栄誉ある“１期生”として入学証を受ける代表学生

　３校を代表して大阪大学名誉教授で歯学博士の新大阪歯科技工士・新大阪歯科衛生士両専門学校の作田守学校長は「入学式が文化の香り高いザ・シンフォニーホールで挙行されることは大きな喜びです。皆さんは最終学歴が高校卒の人、大学卒の人、社会人経験のある人など様々な経歴をもっておられますが、いずれも医療の専門職を目指すというその目的は明確です。緊急性の程度の差などはありますが、広範囲で奥行きのある医療技術を習得して患者さんを救う尊い職業です。学校の特色は企業等との密接な連携により最新の実務能力を身に付けられるように全力で取り組んでいる所にあります。このことによって、文部科学省より今春、『職業実践専門課程』の認定を受けました。
　皆さんはその“１期生”として夢を実現させてください。学ぶにあたって、つまずき砕けることがあるかもしれませんが、誰もが経験するのだと考えて乗り越える努力をしてください」と先人の言葉を引用しながら訓辞しました。

　また東洋医療専門学校の太田宗夫学校長から３校の新入生代表に入学証が授与され、新入生代表が姿勢正しく、緊張感に溢れながら深々と礼を行う姿が会場に清々しい感動を与えていました。

滋慶学園グループ、浮舟総長の祝辞

　滋慶学園グループ全体を代表して、浮舟邦彦総長は「きょうは皆さんの将来の夢、やりたいことをしっかりとした目的・目標に変える日です。入学式は最初の授業です。その目的・目標に向って学びのプロセスをしっかりと描いて下さい。そうすれば、１時間、１時間の授業がかけがえのないゴールに向う一歩、一歩となるでしょう。そして国家試験に合格しうる技術・知識、企業との連携による実学をこの学びの間にしっかりと身につけていただきたい。医療人としての身構え、気構え、心構えを身につけることも大切です。笑顔であいさつすることがコミュニケーションの原点です。礼に始まって礼に終わる。そのことの大切さを学んでください。何よりも良い生活習慣、学びの習慣を自分のものにしていただきたい。そして自分は何のためにこの学校に入学してきたのかを今一度、思い描いて下さい。こんなに多くの仲間と一緒に学べることの大切さに気づいて素晴らしい人間関係を築いていって下さい。学園もグループのネットワーク力をあげて皆さんをサポートしていきます」とメッセージを贈りました。