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【大阪コミュニケーションアート専門学校】 第26回卒業・進級展 キヤノンや大塚製薬など学生の企業課題作品を発表

キヤノンの一眼レフカメラ[EOS Kiss x7]販売促進の企業課題作品を発表するOCAの学生

 創造者の華麗なる宴-をテーマに、大阪コミュニケーションアート専門学校(OCA)の学生作品を一堂に集めた「第26回卒業・進級展 WE ARE OCA 2015」が2月6日(金)、7日(土)の2日間にわたって、大阪・天満橋のOMMビルで開催されました。

 会場には、ゲーム、CG、まんが、アニメをはじめ、グラフィックやイラスト、インテリアなど多くの有名企業から出された課題作品がズラリと展示され、訪れた多くの企業関係者や編集者、クリエーターや保護者の方々らが、学生の作品を一つ一つ丁寧に見て回っていました。この様子はUストリーム、ニコニコ動画で、今回初めてライブ中継されました。

 OCAでは開校以来、「産学協同教育システム」「企業プロジェクト」として、若者向けの商品を扱う企業などから商品企画や広告などの“課題”提供を受け、学生たちは産学連携の中で、市場性、実用性のある作品作りに取り組んでいます。

 この卒業・進級展から多くの優秀作品が企業商品として世に出ており、初日の6日午後には、会場中央に設けられたプレゼンテーション広場で、キヤノンマーケティングジャパン株式会社から出されたキヤノンの一眼レフカメラ[EOS Kiss x7]の販売を促進する企画作品の奨励賞を決めるプレゼンテーションが行なわれました。

大塚製薬企業課題で、浮舟総長ら審査員の前でSOYJOYと豆腐の食べ比べをプレゼンする学生
大塚製薬企業課題で、浮舟総長ら審査員の前でSOYJOYと豆腐の食べ比べをプレゼンする学生

 大勢の人たちが見守る中、この企画の優秀作品にノミネートされたグラフィックデザイン専攻の学生たちが次々と6作品を発表。自分の足を使ってアンケート調査を行い、ユーザーがカメラに求めるイメージを探ってから作成した中吊り広告をはじめ、こどもを狙う「カメラママ」や、思い出を残したい「20代~30代OL」、スポーツ好きの「カメラ女子」、わが子の「部活を応援する親」など、それぞれターゲットを設定した作品が披露されました。また、恋人のさりげない日常を描いたプロモーションビデオ作品も発表され、同社宣伝制作部アドプランニングチームの秋枝純代チーフら審査員の先生方からは、「広告代理店のプレゼンかと思うほどの出来栄えですね」「若い感性で細かなテイストまで表現されているのがすばらしい」といった寸評が述べられ、プレゼンテーションが終わるたびに、会場から大きな拍手が沸き起こっていました。

JESC奨励賞 プロジェクション・マッピング作品などノミネート

幻想的な世界を演出するプロジェクション・マッピングの展示幻想的な世界を演出するプロジェクション・マッピングの展示

 また、学内優秀賞を選抜する滋慶教育科学研究所(JESC)の奨励賞にノミネートされた作品プレゼンテーションも行なわれました。大塚製薬株式会社からの大豆製品を普及させる企業課題「Soylution」に取り組んだクリエーティブデザイン科3年の清水麗奈さんら5名のチーム作品をはじめ、京都岡崎魅力づくり推進協議会主催のプロジェクション・マッピング作品コンテスト「岡崎ときあかり2014」で、関西の芸術系大学など18チームが参加するなか、奨励賞とフラットエージェンシー賞の二つの賞を獲得したクリエーティブデザイン科3年、小笠原千夏さんとデジタルクリエーティブ科3年、山田幸子さんらの作品「ミライ」、さらに商品企画から販売計画、ディスプレイまで、自分たちで手がけた手作り雑貨店を実行したクリエーティブデザイン科3年の山口諒子さんら6人のチームによる「雑貨ショップ・リアルショップ実習」の3作品が発表されました。リアルショップは会場内で実際に雑貨店を展開するデモンストレーションが行なわれました。ショップでの売り上げは、世界自然保護基金に寄付されます。

 大塚製薬の「Soylution」では、豆腐とsoyjoyの試食イベントの実演も行われるなど、いずれ劣らぬ迫力あるプレゼンテーションとなりました。元電通クリエーティブ局長の鞍井修一学校長やクリエーティブディレクターの篠塚正典副校長、歴史家/作家の静霞薫名誉教育顧問らとともに、審査に加わった滋慶学園グループの浮舟邦彦総長も「ECO系の発表も含めていずれも素晴らしい研究、クリエ-ティブの発表でした。年々、クオリティが高くなっていて頼もしい限りです」と話していました。

在京のまんが雑誌25誌の編集者が新人発掘 「マンガ出張編集部」も開催

新人発掘のため学生の作品を見るまんが雑誌編集者ら。会期中25誌の編集者が顔を揃えました新人発掘のため学生の作品を見るまんが雑誌編集者ら。会期中25誌の編集者が顔を揃えました

 また、会場の特設室では、週刊少年ジャンプや週刊少年マガジンなど在京のまんが雑誌25誌の編集者が参加、学生たちの作品を見て、将来有望な学生をスカウトする「マンガ出張編集部」が開催されました。これだけの編集者が一堂に会するマンガのオーディションはOCAならではのもので、両日とも、デビューをめざす学生たちが、希望の雑誌編集者の前に列を作っていました。「後日、連絡を下さい」と編集者から名刺を貰った学生たちは、「このチャンスを生かしたい」とプロ漫画家への決意を新たにしていました。

 会場の各コーナーでは、学生たちが作品の前に立ち、訪れた見学者に「よければ、作品を見てください」と声をかける姿が目に付きました。大塚製薬の課題に挑戦した泉谷さんもその一人で、チーム6人で作ったSOYJOIの原料である大豆を擬人化して、満員電車に乗ろうとする大豆など愛らしいキャラで日常風景の“あるある”を描いたショートCG作品「大豆日記」を制作。チームの片山さんらと共に、ノミネート作品の発表を横目で見ながら、「ねっ、楽しいでしょ!」「僕らの作品の方が絶対にいいでしょ」と、惜しくもノミネートの選抜にもれたことも何のその、YouTubeにアップした作品を見せながら、元気一杯、笑顔でプレゼンする姿が爽やかでした。

  • 大勢の見学者が訪れた会場

    大勢の見学者が訪れた会場

  • 大勢の見学者が訪れた会場

    大勢の見学者が訪れた会場

  • ノミネートから外れても「私たちの自信作で~す」と、明るいOCAの学生の皆さん

    ノミネートから外れても「私たちの自信作で~す」と、明るいOCAの学生の皆さん