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骨髄移植推進キャンペーンミュージカル「明日への扉」 東京メディカル・スポーツ専門学校の学生がメディカル部門としてサポートしました

骨髄移植推進キャンペーンミュージカル「明日への扉」。本番やリハーサルでTMSの学生たちが出演者へのメディカルサポートを行ないました

 第150回~152回骨髄移植推進キャンペーンミュージカル「明日への扉」東京公演が、9月7日(木)~8日(金)にかけて東京・江戸川総合文化センターで行われ、東京メディカル・スポーツ専門学校(TMS)の学生がブースを設置し、延べ315名の出演者のメディカルサポートをしました。今回の活動を行うにあたり大手整骨院・鍼灸院グループのスマイルアンドサンキュー株式会社より人材教育に携わる森松先生をお迎えし、学生への勉強会から当日のサポートまでご協力いただきました。公演を成功させるために、産学連携でTMS×企業、そして卒業生が連携してリハーサルから本番までをサポート、限られた人数の中で多くの出演者をバックアップすることが出来ました。

 8月中旬には、2日間にわたって板橋区立文化会館で本番同様のリハーサルが行われました。この日を皮切りに学生5名がサポートに入り、骨折や頚椎ヘルニアなど重い症状に対して施術を行なう先生の手技を目の当たりにするなど、普段の勉強ではなかなか味わえない生のケガへのアプローチを見ることができ、学生には貴重な体験となりました。

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    講師として担当してくださったスマイルアンドサンキュー株式会社 森松先生

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    対応の合間に学生の一枚

 9月5、6日は本番で使用する江戸川総合文化センターに場所を移し、最期の本番リハーサル。卒業生2名にも一緒になってブースで施術を行ってもらいました。卒業後もトレーナーとして活躍している2人でしたが、舞台の現場は初めてで、症状も多種多様なことから「勉強になった」と満足そうでした。

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    出演者の対応が終わった後のフィードバック

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    2名の卒業生による施術中の様子

 2日間にわたる公演当日は、本番中も出演者のサポートを裏で行いました。この頃になると出演者とも顔見知りになり、ケアを受ける学生も慣れてきたのか、スムーズに対応ができるようになっていました。特にテーピングの需要が多く、180名以上の出演者のテーピングを巻く、きついながらも得がたい機会もありました。なんと言っても、舞台が進行している中での対応でしたので、時間とスピードが求められる現場だと再確認し、それぞれの要望に応じた対応を即座に実行しなければいけないという難しさも学べました。

 ミュージカルは大成功に終わり、TMS、業界、卒業生にとっても感動を共有できる現場となりました。今後も学生の実習の場として参加し、今回の経験を踏まえて、来年はさらにレベルアップした内容にしていきます。

(東京メディカル・スポーツ専門学校 キャリアセンター 今井 恭平)