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浮舟総長が全専各の若手経営者向け「経営戦略セミナー」で講演しました

全専各若手の「第27回経営戦略セミナー」で講演する浮舟邦彦総長

 浮舟邦彦総長はこのほど、大阪市内で行なわれた全国専修学校各種学校総連合会傘下の全国専門学校青年懇話会(前鼻英蔵会長)が主催する「第27回経営戦略セミナー」で、次世代の専門学校経営者や幹部を前に、「滋慶学園グループのこれまでとこれから」と題して、専門学校経営という視点から、約1時間にわたって、講演を行ないました。

 同セミナーは50歳までの専門学校の幹部や次世代の経営者らを対象に、これからの経営に必要とされる知識の習得や情報交換などとともに、全国に跨がる人的ネットワーク作りを目的として毎年開かれているもので、今回も各界からの講師数名を迎えて3日間にわたって開催されました。

10年ぶりに講師を務める浮舟総長

 浮舟総長は最終日、約10年ぶりに同セミナーの講師として登壇、簡単な自己紹介を行なったあと、40年あまりにわたる滋慶学園グループの成長の軌跡を紹介しながら、5ヵ年計画の作成やバブル崩壊時の経営の苦労話など、経営者としてのポイントポイントでの対処の仕方などを交えて約1時間、専門学校経営のポイントについて熱弁をふるいました。

 浮舟総長は、滋慶学園グループが70校3万5000人の専門学校グループとして現在あるのは、規模を求めて経営に取り組んできたからではなく、あくまでも学生の視点にたって質を追及した結果だと述べるとともに、理念や組織の目的・目標を明確にすること、「ひと、もの、金、情報」の経営資源の中で、「ひと」を最も大事にしなければいけないと経営者としての思いを語りました。

 豊富な資料をパワーポイントで見せながらの講演に、参加者の皆さんは熱心にメモを取るなど真剣に聞き入っていました。

 またこの日、浮舟総長は、学校法人片柳学園の千葉茂副理事長の司会で行なわれた「日本の職業教育と専門学校の未来」と題する対談イベントに出演、学校法人福田学園の福田益和理事長と、2019年にスタートする専門職大学が抱える課題や、現在文科省によって産業界と連携した教育課程として認定されている「職業実践専門課程」の周知徹底や専門学校教育のさらなる質の向上などについて幅広く話し合いました。