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浮舟総長とJR大阪鉄道病院・上田院長の対談記事がフジサンケイビジネスアイに掲載されました

 滋慶学園グループの浮舟邦彦総長が学校法人大阪滋慶学園の理事長として、大阪市阿倍野区にあるJR大阪鉄道病院の病院長、上田祐二先生(専門:消化器外科)と超高齢化社会を迎えての医療人の育成や医療の安全への取り組み、増加する留学生への対応や医療ツーリズムなど、医療や教育を取り巻く様々なテーマについて対談しました。経済紙「フジサンケイビジネスアイ」の特集企画として行なわれたもので、その模様は6月8日(金)の同紙に2ページに亘って掲載されました。


  • 滋慶学園グループの浮舟邦彦総長

  • JR大阪鉄道病院の上田祐二病院長

 浮舟総長は、「実学教育」「人間教育」「国際教育」という滋慶学園グループの3つの教育理念について述べ、上田院長にまず理解を求めました。その上で、浮舟総長は、あいさつや主体性などは習慣化によって身につけていくことが大切であり、産学連携教育によって、チームマネジメントに必要なコミュニケーション能力やリーダーシップ、フォロワーシップ、フェローシップを身につけていると報告。またグループ内にキャリア教育委員会を立ち上げて研究や研修にも取り組んでいる、と医療の現場が必要とする人材の育成などについて述べました。病院関係者が多く学んでいる滋慶医療科学大学院大学の経営トップとしても、「医療の安全」は経営上の問題としても真剣に取り組むテーマだと持論を展開しました。

 上田先生も病院が求める人材について、極めて専門性が高い職業であり、入職時には、基礎的な技術と知識を身につけている必要があり、患者さん相手の仕事なので、コミュニケーション能力が大切だ、などと述べられました。また、多職種協働に向けて「病院改革委員会」を院内に立ち上げて取り組んでいることや、急性期病棟を緩和ケア病棟に機能転換させ地域の要望に応えて、大阪府がん診療拠点病院として継続的ながん診療ができる体制作りに取り組んでおられることなども話されていました。

対談を終えて握手!

 そして300床を超える大規模病院であるJR大阪鉄道病院には、大阪医療技術学園専門学校や大阪医療福祉専門学校、大阪医療看護専門学校の卒業生らが、課長職をはじめ、理学療法士や言語聴覚士、看護師として現場の第一線で活躍しています。彼らについて、院長先生は「私が見る限り、いずれも人間味あふれる人たちばかりで、真面目に仕事に取り組む貴重な戦力です」と、滋慶学園グループ関係者にとっては、嬉しい発言もありました。

浮舟総長と上田院長の対談を収録した2018年6月8日(金)付のフジサンケイビジネスアイの記事はこちら(PDF)