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2018年度 骨髄移植推進キャンペーンミュージカル「明日への扉」東京公演開催

2018.09.26

江戸川区総合文化センターで行われた「明日への扉」エンディングシーン

 「生きることの素晴らしさを伝えたい」。骨髄移植推進キャンペーンミュージカル「明日への扉」の東京公演が、9月13日(木)と14日(金)の2日間、東京都の江戸川区総合文化センター大ホールで行われました。
 初演は1994年、骨髄バンクの窮状を知った学生たちが「何かできることがないだろうか」と考え、自ら作り上げたミュージカルです。当初はドナー登録者10万人を目指し、その後は計算上移植を希望する患者さんが適合する30万人を目指し、そして、現在はドナー登録者30万人の維持と、より確実な骨髄移植のためにDNAレベルでの適合を目指し、一人でも多くのドナー登録の呼びかけと骨髄移植への理解を目的としています。
 こうして24年にわたって受け継がれてきた「明日への扉」は、ステージに上がるキャストをはじめ、ビッグバンド、ゴスペルアンサンブル、劇中バンド、そして企画。音響、照明、メイク、場内アナウンスなどの制作スタッフにいたるまで、産学連携教育の授業の一環としてすべてが学生の力で公演されています。今年度の舞台も、厚生労働省の推薦、公益財団法人日本骨髄バンクと、財団法人夏目雅子ひまわり基金の後援、151社の企業協賛をいただき、東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校東京スクールオブミュージック専門学校渋谷東京ダンス&アクターズ専門学校東京放送芸術&映画・俳優専門学校などの学生たち総勢850人でつくりあげました。ミュージカルが終わるやいなや、観客席からスタンディングオベーションが起こり、「ありがとう!」、「素晴らしかった!」という声や大きな歓声が響きました。その後5回、6回とカーテンコールが繰り返される大感動のなか、156、157,158回目の公演の幕を閉じました。

 ものがたりは、ミュージカル「明日への扉」のオーディションから始まります。最終選考に残ったのは、吉川ゆかり、井上真弓、松本俊江、園田遥の4人。自分にも人にも厳しく、一人でダンスに打ち込むゆかり。審査員に取り入ってまで主役の座が欲しい真弓。ミュージカルのスポンサー企業の令嬢・俊江。純粋に舞台を愛する遥。四人がそれぞれに主役を目指すなか、突然遥が倒れてしまう。遥の病気は慢性骨髄性白血病、助かる方法は骨髄移植のみ。しかし、遥のHLA型(白血球の型)は家族と一致しなかったー。
 ミュージカルスターを夢見てダンスに打ち込む若者たちが、ライバルの病気をきっかけに、命、愛、家族、友情について考え、生きることの素晴らしさに気づいて成長していくストーリー。実際に、主役のオーディションのための厳しいレッスンを経て舞台に立つ学生たちも、制作スタッフとして公演を作り上げていく学生たちも、スキルや技術とともに、白血病や骨髄移植について自らすすんで学んできました。夏休みを返上して迎えた本番は、半数以上が1年生という学生たちにとって、仕事を通して社会に貢献するという経験の大きな第一歩となりました。終演後には、感動と達成感で涙を流す学生の姿が見られました。

  • ミュージカルの最終選考日と骨髄提供日が重なり、葛藤をする主人公のゆかり

  • ヒップホップ、クラシックバレエ、アクロバット、タップダンスなど多彩なダンスシーンも見どころ

 ミュージカルの後、夏目雅子ひまわり基金理事長で日本骨髄バンク評議員の小達一雄さんが、ゲストとして登壇しました。女優・夏目雅子さんの実兄である小達さんが「家族が重い病気になったとき、医師に聞く言葉はひとつです。『助かりますか?』と。当時はあきらめるしかなかった病気も、その後、骨髄バンクができて治る見込みがある病気に変わりました。ただ、ドナーされいれば。今、この時も患者さんを救おうと、家族や友人はドナーを探して日本中を駆け回っています。ぜひ、骨髄移植にご理解とご協力をお願いします」と、壇上の学生たちとともに観客にお願いをすると、会場からは大きな拍手が起こりました。夏目雅子ひまわり基金は、急性骨髄性白血病で帰らぬ人となった女優、夏目雅子さんの遺志を受け継ぎ、抗がん剤の治療の副作用に悩む患者さんに、無償でカツラを貸し出す活動を続けています。お預かり募金は毎年卒業式の式典内で夏目雅子ひまわり基金と日本骨髄バンクに贈られ、病気と闘う患者さん、骨髄移植の啓蒙等に役立てられます。

  • 家族の思いを伝える夏目雅子ひまわり基金 代表

  • 終演後にはロビーで出演者も一緒に募金を呼びかけた

 2018年度の大阪公演は、9月29日(土)と30日(日)に開催されます。ぜひ、会場でご覧ください。
 骨髄移植推進キャンペーンミュージカル「明日への扉」の趣旨にご賛同いただき、協賛いただいた企業の皆様に厚くお礼申し上げます。

骨髄移植推進キャンペーンミュージカル「明日への扉」

《主催》 滋慶学園COMグループ
《推薦》 厚生労働省
《後援》 
 ・財団法人夏目雅子ひまわり基金
 ・公益財団法人日本骨髄バンク
 ・大阪府教育委員会(大阪公演)
 ・大阪市教育委員会(大阪公演)

《特別協賛》
 ・青山商事株式会社「洋服の青山」
 ・大塚製薬株式会社
 ・株式会社学生情報センター
 ・KCJ GROUP 株式会社
 ・コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社
 ・サントリーホールディングス株式会社
 ・株式会社ミニミニ
 ・リゾートトラスト株式会社
 
  協賛企業 計151社

【大阪公演】
第159回公演 9月29日(土) 開場12:30 開演13:00
第160回公演 9月29日(土) 開場17:30 開演18:00
第161回公演 9月30日(日) 開場12:30 開演13:00
       ※台風24号の接近に伴い、30日(日)の公演は残念ながら中止とさせていただきます。
会 場 NHK大阪ホール
入場料 8,000円(一般)

https://www.asuenotobira.jp/

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