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大塚製薬との企業コラボ 経口補水液特別講義を開催しました-東京メディカル・スポーツ専門学校 

大塚製薬工場との企業コラボとして開かれたTMSの特別講義

 東京メディカル・スポーツ専門学校(TMS)は12月20日(木)、株式会社大塚製薬工場との企業コラボ企画により「脱水対策の基礎と経口補水療法の有用性」というテーマで特別講義を行いました。トレーナーステーションなどで選手をサポートする学生達にとって、熱中症(脱水症状)のメカニズムや、失われた体液を塩分などの電解質と糖がバランスよく配合された飲料で補う経口補水療法の知識は非常に大切なもので、たいへん有意義な内容の講義でした。

 今回は大塚製薬工場の学術担当の方を講師に迎え、本校アスリートサポートゼミの40名を対象に特別講義を実施していただきました。ただ講義を受けるだけでなく、前日に同社製の経口補水液OS-1を飲み、当日は朝から食事や水分を摂らずに人為的に脱水状態を作ったうえで、OS-1を飲んだときの味の違い等を体感してみました。ほとんどの学生は「前日にはしょっぱいと感じたが、当日は美味しいと感じた」と回答。脱水状態には水分だけでなく塩分等が必要であることを身をもって理解しました。

 また、脱水症状の身体的なメカニズムについて医学的な説明を聞くことで、学生にとっては勉強したばかりの「生理学」に出てきた内容を、身近な経験で再認識することになり、学習効果という点でも大きな意義がありました。

  • 前日はしょっぱいと感じたOS-1

  • 脱水状態で飲んで美味しかった人!

  • 今回の特別講義の教材一式

 今後はアスレティックトレーナー専攻の学生への講義や、毎年夏に本校主催で実施しているチャレンジカップ柔道練成大会での講義など、様々な形でのコラボレーションを進めていきたいと考えています。

東京メディカル・スポーツ専門学校 広報センター 筒井 萌)