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クリエーティブとエコ分野の卒業進級制作展「we are TCA 2019」開催

2019.02.26

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幕張メッセ国際会議場で開催された「we are TCA 2019

 2月に入り、滋慶学園グループの各校では、1年間の学びの集大成である作品や研究成果を発表するイベントが行われています。

 2月8日(金)・9日(土)には幕張メッセ国際展示場11ホールにて、東京コミュニケーションアート専門学校の卒業進級制作展「we are TCA 2019」が開催されました。クリエーティブデザイン分野とエコ分野を目指す学生が学んでいる東京コミュニケーションアート専門学校。会場には自動車やグラフィックデザイン、ゲームやアニメ、マンガなどの産学連携の企業課題作品と、犬、ウサギ、モルモットなどの動物と触れ合える企画展示や美しい水槽デザインなど、クリエーティブ分野とエコ・動物分野の学びの成果を同一会場で見られるのもTCAならではの制作展です。

  • 今年のメインビジュアルはイラストレーター専攻2年坂本さんの作品。コンセプトは「個性の煌めき」

  • 展示会には多くの保護者が来場しました

産学連携教育「企業プロジェクト」作品を展示

 TCAで開校以来取り組んでいる産学連携教育。クリエーティブ分野は、その産学連携教育の核となる「企業プロジェクト」作品が展示されています。企業プロジェクトとは、実際に商品化を前提とした課題を、プロの直接指導を受け企業とコラボレーションしながら制作し、クライアントの意向、ターゲット層である消費者のニーズに応える「売れるデザイン」ができる人材育成をコンセプトに、学生の持つ可能性を企業と共にバックアップしていく実践授業です。全国のクリエーティブ分野の姉妹校で取り組んだ「幕末明治福井の偉人キャラクター動画制作事業(公益社団法人福井県観光連盟)」をはじめ、江戸川区特産金魚まつり実行委員会及び江戸川区から依頼を受けた「金魚まつりポスター」、株式会社明治「『新しいアポロを考えよう!』商品企画・パッケージデザイン制作」、角川ゲームス「『ルートレター』キャラクターデザイン/1枚イラスト制作」など、そのままショップなどに並びそうな完成度の高い作品がズラリと並びました。来場したデザイン業界や企業の方々は、その作品を一点ずつ興味深く見入っている姿も多く、学生に質問をしたり、なかには実際にゲームを体験している方も見られました。

  • ヤンマー株式会社の企業プロジェクト作品

  • 東京ゲームショウに出展した大きなゲームイラストパネル

  • 株式会社明治「アポロの商品企画・パッケージデザイン制作」

  • 株式会社角川ゲームス「ルートレター」キャラクターデザイン制作

 エコ分野でも、多くの企業プロジェクトが行われており、動物、環境、ペット、海洋の4ワールドのプロジェクト実績をパネルで展示しました。テレビや映画に出演する動物を扱うアニマルプロ株式会社からの要望を受け、ドッグトレーナー専攻の学生たちがオーディションに勝ち抜くためのトレーニングを行い、2018年度は30頭の出演実績を残したアニマルデビュープロジェクトをはじめ、この1年間で取り組んだ様々なプロジェクトを紹介しました。また、日々の調査、研究の発表を行いました。展示のなかでも人気だったのが、動物と触れ合う企画展示です。ウサギやモルモット、カピパラとの動物ふれあい体験や、海の生物を展示したタッチプール、動物的病院体験やドッグスポーツ体験は、高校生や日本語学校の留学生でにぎわっていました。また、9日には日光さる軍団で活躍する卒業生と相棒の猿のコンビ「ともきりき」のモンキーパフォーマンスが行われ、会場が大きな歓声に包まれていました。

  • ドッグスポーツ体験。先に学生たちが見本を見せます

  • 動物の扱い方、特徴などをわかりやすく説明するコミュニケーション力を活かした触れ合い体験

  • 最近人気の鳥類の中からタカやミミズクを展示

  • 美しい水槽デザインがズラリ!

ステージで滋慶教育科学研究所 奨励賞のプレゼンテーション

 滋慶学園グループの教育の質の向上を担う滋慶教育科学研究所(JESC)から、毎年優秀な卒業制作に奨励賞が授与されています。会場内に設けられたステージでは、クリエーティブ分野3題、エコ分野3題のJESC奨励賞候補作品のプレゼンテーション審査が行われました。審査員はTCAの篠塚正典学校長をはじめ、副校長や教育顧問の先生方。クリエーティブ分野は工業デザイナーの奥山清行名誉学校長も審査員として来場されました。そのなかのクリエーティブ分野の1題は、中国の自動車メーカー、長安日本設計センター株式会社の企業プロジェクト「2025 CHANGAN EV」の課題に取り組んだ作品。デザインコンセプトからレンダリング、エクステリアデザイン等を自動車デザイン科カーデザイン専攻の志村さんがプレゼンテーションしました。また、カーモデル専攻2年の海野さんが制作した1/4モデルも披露されました。世界で活躍する工業デザイナーの奥山名誉学校長から「モデルの技術はプロフェッショナルな仕事だと感心しました。いろいろと工夫されていますが、電気自動車ならではのポイントを入れていただくと更に深みにが増すのではないでしょうか。押さえるべきは、ユーザーエクスペリエンスを考えるとインテリア(デザイン)だと思います。もっとトータルでで見てみたいですね。ドアはどう開くんだろう、人前で運転をすしてどう違うんだろうとどんどん興味が湧いてくるので、そういうところを是非見てみたいと思いました」という貴重なアドバイスも頂きました。長安日本設計センター株式会社の企業プロジェクト作品はイベント後にさらにブラッシュアップし、企業へのプレゼンテーションが行われる予定です。

  • 審査員を前にデザインコンセプトをプレゼンテーション

  • 長安日本設計センター株式会社プロジェクトのモデル

 エコ分野の3題はすべて企業や施設と連携したプロジェクト、企画から動物のトレーニングを実践し、その実績やイベントの成果が発表されました。動物園公務員専攻と動物園・動物飼育専攻の2年生が取り組んだ「フレンドリーアニマル」は、神畑養魚株式会社からの課題「人と一緒に楽しく暮らせる鳥、小動物を市場に供給する」ことを目的に、昨年度から取り組んできたプロジェクトです。最近人気の鳥はしつけが難しく逃げてしまうなどの事故も多いのですが、人に慣れた鳥は事故を防ぐことができるという点も大きなポイントで、実際にトレーニングを積んで人の手の上で横になってくつろぐ小型インコの姿を審査員の目の前で披露しました。

 蒼々たる審査員や講師、在校生を前に、6組の学生たちは堂々としたプレゼンテーションを行いました。JESC奨励賞作品は後日の審査を経て決定され、受賞者は卒業式にて表彰されます。

  • 手のひらの上で横になってくつろぐインコでトレーニングの成果を実証

  • 「サメの肌でワサビを下すことができるのか?」イベント参加促進のために学生たちが考えた企画

 ステージではこのほか、課題をいただいた企業の担当者を前に企業プロジェクト作品のプレゼンテーションが行われました。最優秀賞作品はこれからさらにブラッシュされ、実際の採用されたり、商品として店頭に並ぶかもしれません。そのほか、プロジェクションマッピングやXRを活用した商業施設やイベントのデジタル演出などを行う株式会社ワントゥーテン(1→10)のチーフプロデューサー 薄井大輔氏、水族館プロデューサー 中村元氏の特別講演も開催されました。

 マンガ・イラストレーターの受賞実績パネル、業界特別ゼミナール作品、卒業制作、進級制作作品と、合計55の企業プロジェクトおよび課題作品の他、奥山名誉学校長の工業デザイン作品、篠塚学校長デザインの長野オリンピックのエンブレム、特別教育顧問の静霞薫先生の書籍の数々などの代表講師作品の特別展示も行われました。
 また、会場内に設けられた持ち込み会ブースでは、マンガ家デビューを目指す学生たちが希望の漫画雑誌の編集者に1対1で作品をご覧いただく「出張編集部」が行われ、多くの編集者が来場しました。デザインに興味を持つ高校生や留学生は、学生のたちの作品に刺激を受けながら、お仕事体験ブースで希望の仕事を体験していました。

  • 憧れの漫画雑誌編集者に直接作品を見てもらえるチャンス「出張編集部」を会場内で実施

  • これまでにプロのマンガ家としてデビューした卒業生、在校生を紹介

  • 体験授業を受ける高校生。開場では入学説明や新入生オリエンテーションも行われた

 10日は雪が降り非常に寒い一日でしたが、両日を通して企業や業界関係者、保護者の皆様、高校生、卒業生等、多くの方にご来場いただき、学生の一年間の集大成をご覧いただきました。

「we are TCA 2019」の会場の動画を以下からご覧いただけます。

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