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姫路医療専門学校の学生が世界遺産姫路城マラソンに救護ボランティアとして参加しました!

救護ボランティアとしてマラソン参加者のサポートにあたった学生や先生。背後に見えるのが世界遺産の姫路城

 姫路市主催の「世界遺産姫路城マラソン」が2月24日(日)に開催されました。

 姫路医療専門学校は今回、姫路市より要請を受け、一般のボランティアではなく、「救護ボランティア」として学生26名、教職員5名が参加しました。

 学生のキャリア教育の一環として、ボランティアという「地域貢献活動」を通し、自発性やコミュニケーション力、リスク管理、報告・連絡・相談など社会人として必要な知識や技術を身につけることを目的としました。

 参加にあたっては、事前に校内で、臨床工学技士科の先生たちによって、緊急時の対応やAEDの使用等について、医療職を目指す学生として心得ておく知識や技術についての研修も行いました。

 当日は、天候にも恵まれ絶好のマラソン日和となり、マラソンの部では7,257人、ファンランの部では4,754人が出走しました。

 スペシャルゲストとして、高橋尚子さんや間寛平さんなども参加され、「世界遺産姫路城マラソン祭」も同時開催されての一大イベントでした。

  • AEDを使って事前の研修を行ないました

  • 当日の姫路城マラソンの様子

救護ボランティア活動中の学生

 救護ボランティアには、本校の学生のほか地元の看護学校の学生も参加。学生は5つの班に分かれ、兵庫県臨床工学技士会の先生がそれぞれの班のリーダーとなり、活動しました。

 救護場所は主にスタート・ゴール地点周辺で、転倒によるけが人や傷病者、体調不良者への救護が務めでした。

 受け持ちの場所によって、実際の活動は様々でした。転倒や怪我人等はなく、道を尋ねられたり、話し相手になったりするところもあれば、急に倒れたランナーに対して駆け寄り、車椅子で救護所まで運んだり、傷病者の手当てを求められた学生もいました。

 ボランティア活動を無事に終えた学生たちは、
 「今回の経験で、もっと自分にできることがあればと感じた。専門職の先生方と一緒に早く働きたい」
 「一般の方たちと交流ができて良かった」
 「臨床工学技士科の先生や他校の学生と、交流が図れる良い機会となった」
などの声が上がりました。

 今回の活動は、学生にとって貴重な現場の経験となりました。来年もぜひ参加させて頂き、更なる成長の機会にしていきたいと思っています。

姫路医療専門学校 事務局 広報担当 藤井 まりあ)