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海外提携校 浙江中医薬大学より馬教授ら東洋医療専門学校に来校 特別講義実施と同時入学制度利用者への奨学金給付を発表!!

中国の針と日本の鍼の違いを体感

東洋医療専門学校 鍼灸師学科では、海外提携校である中国の浙江中医薬大学への同時入学制度を設けています。東洋医慮専門学校での学びは浙江中医薬大学での単位に認定されるため、卒業と同時に中国に渡り、半年間の語学研修を経て鍼灸推拿学科で2年間の専門教育を受けることで、中医鍼灸学士の学位が授与される制度です。このほど浙江中医薬大学から、馬睿教授と国際学院の汪静娜さんが来日、1、2年生を対象とした同時入学制度の説明会が催され、本校から多くの留学生を受け入れたいことなど、お話をいただきました。

 中国の名門医大である浙江中医薬大学へは、本校からこれまで延べ28名の卒業生が留学、そのうち最近留学した3名が現在、学位取得に向けて勉学に励んでいます。学位取得後に1年間臨床経験を積むことで、中国の国家試験の30受験資格を得ることができます。この国家試験に合格し、みごと中医師になることができた卒業生や、学位取得後に修士号・博士号を取得した卒業生もいます。

海外提携校の浙江中医薬大学

 これら東洋医療専門学校からの留学生たちの実績がみとめられ、2018年度入学生(現2年生)の留学希望者から浙江中医薬大学より、奨学金として2年半の学費が全額給付されることになり、説明会ではそのことも発表されました!

 説明会のあと、浙江中医薬大学の馬教授らは特別講義を行ない、東洋医学の本場の技術をデモストレーションしてくださり、東洋医療専門学校の学生もはじめて使用する中国針の練習に挑戦しました。学生は、日本の鍼と中国の針や、技術の違いを学ぶことができ、より浙江中医薬大学への興味・関心が深まった様子でした。

 

  • 浙江中医薬大学 馬教授に講義をしていただきました

  • 眉間に針を打たれています

 同時入学制度についての奨学金の給付制度や今回の説明会・特別講義を通じて、今後は浙江中医薬大学への留学を希望する学生が増えるのではないかと思われます。
 

東洋医療専門学校 事務局 栗田 絵梨)