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ネパールオリンピック委員会と新東京歯科技工士学校との教育連携 テコンドー・オリンピック代表候補選手のマウスガード製作プロジェクトがスタートしました

歯科技工士・歯科衛生士のWライセンス保持者で新東京歯科技工士学校卒業生の小野塚さん(写真右端)とテコンドー・ネパール代表候補選手の皆さん

 ネパールオリンピック委員会と新東京歯科技工士学校の教育提携プロジェクト「テコンドー競技のネパール代表候補選手へのカスタムメイドマウスガード製作・提供」が、7月8日(月)からネパール・カトマンズ市内のスポーツ施設でスタートしました。

 本プロジェクトは、2015年ネパール大地震の復興イベントを、グループ校である東京スポーツ・レクリエーション専門学校が支援したことをきっかけに始まりました。その後、2017年12月に締結した「ネパールオリンピック委員会と滋慶学園グループの国際教育協力協定」の一環として、オリンピック出場を目指す代表候補選手のサポートをすることになりました。

 現地でマウスガード製作に必要な選手の印象採得(歯の型取り)をする小野塚孝之さんは、新東京歯科技工士学校の卒業生で、歯科技工士と歯科衛生士のWライセンス保持者です。

  • テコンドー選手にカスタムメイドマウスガードの着用について説明する小野塚さん

  • 選手が初めて体験する印象採得(歯型を取る)

 ネパールのテコンドーは、国際大会に出場するような選手でもカスタムメイドのマウスガード装着は初めてのようです。歯石が付いている状態でマウスガードを製作すると、うまく歯にフィットしないという問題が出てしまいます。歯科衛生士でもある小野塚さんは、スポーツ選手にとっても日常の歯のケアが大事だということを指導しています。

  • 石膏注ぎは電圧変換の問題で予想以上に時間がかかる

  • 大喜びのテコンドー女子選手

 今回は8人のテコンドー選手にマウスガードを製作・提供します。秋に行われるアジア地域の大会に向け、練習から着用できるよう9月上旬までに選手のもとに届ける予定です。

 この中から来年の東京オリンピックに出場して、着用してくれる選手がいることを祈ります!ネパールの選手の皆さん、来年東京でお会いしましょう!

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【TSR・新東京】ネパールオリンピック委員会と国際教育連携協定を締結
https://www.jikeigroup.net/news/20171220_18798.html

新東京歯科技工士学校/新東京歯科衛生士学校 事務局 高平 敦)