お知らせ

News

滋慶学園グループ合同卒業式の中止を受け 小規模な卒業証書授与式がスタート 総長式辞は1分間のビデオメッセージとして伝えられました

各校では浮舟邦彦総長のビデオメッセージが流されました

 滋慶学園グループのトップを切って3月5日(木)、関西地区の各校の卒業式が規模を縮小して校内で行なわれました。式の模様は各校が動画で撮影し、インターネットで関係者だけが見られるようにして配信しました。

 滋慶学園グループでは、卒業式を「最後の授業」として重要な教育プログラムの一つに位置付けでいます。しかし新型コロナウイルスの感染防止のために国や文部科学省、各都道府県の教育委員会からの要請を受け、東京、大阪、福岡、札幌、名古屋など各地で行なう予定だった大規模な合同卒業式を中止するとともに、来賓や海外も含めて保護者の方の出席をお断りして、学生と教員のみによる学科ごとの小規模の卒業証書授与式に切り替えました。

 各校では開催にあたって、学生の健康の安全を第一に考慮。校内を徹底的に清掃し、十分な換気を行なうと共に、マスクを配布するなど全員にマスクの着用を義務付けました。校内への入口と式が行なわれる会場入口の2ヶ所でアルコール消毒を行なうなど、徹底しました。

学校入口ではマスク着用、アルコールによる消毒を徹底しました

浮舟邦彦総長ビデオメッセージで「キャリアアップし成長して下さい」と激励

 授与式は学科ごとに少人数に抑え、イスの配置も前後に間隔をあける工夫をし、時間も短縮し、多い学校では6回に分けて行うなど、感染対策を行ないました。またそれぞれの学校長が簡潔な式辞を行なうと共に、毎年、メインの挨拶となる滋慶学園グループの浮舟邦彦総長の卒業生に贈る言葉も、1分にまとめたビデオメッセージにして各会場の卒業生を激励しました。

 浮舟総長は、ビデオの中で「大きな会場での卒業式はこのコロナウイルス感染症の影響の下に叶わなくなりました。即戦力の知識や技術力をもち社会人としての身構え、気構え、心構えなど社会人、業界人としての基礎力を身につけられた皆さんは、学んでこられた基礎をしっかりと大切にしながら、新しいことにチャレンジしていって下さい。卒業後、それぞれの業界、社会でキャリアアップし、成長していかれることを祈念します」と、祝福の言葉を贈りました。