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【重要お知らせ】 新型コロナの感染について(第15報)職業人教育の重要な季節を迎えて~浮舟邦彦総長より~

 学生・教職員の皆様

滋慶学園グループ総長 浮舟 邦彦

 
 コロナ禍の中、短かった夏休みも終わり、専門学校生にとって、将来の業界のプロを目指しての本格的な学びの季節に入りました。

 文部科学省が、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~(2020.9.3 Ver.4)を発信しています。
 https://www.mext.go.jp/content/20200903-mxt_kouhou01-000004520_1.pdf

 感染が一定程度抑えられていることからこれまでのマニュアルを更新したものです。教室での身体的距離を「できるだけ2メートル(最低1メートル)」とし、感染リスクの低い地域(レベル1~2)では、1メートルを確保できない場合は、換気を十分に行うことや、マスクを着用することなどを併せて行うことより「3つの密」を避けるよう要請しています。また寮生活でのクラスターを避けるための注意も呼びかけています。

 滋慶学園グループの新型コロナウイルス対策本部では、再度感染が拡大してきた7月に教職員のための「新型コロナウイルス対策マニュアル」を作成、感染者が出る前に準備しておくべきこと、感染者が出たときにやるべきことをまとめ、各校に配付し内容の徹底を行なってきました。

 これまで教育をストップさせてはならないという想いでオンライン授業と対面授業のハイブリッド型で専門職業人教育を進めてきました。学生が出席しやすいこと、発言や質問をしやすい環境などオンライン授業ならではの良さもありますが、今回の文科省のマニュアルを受けて、今後は感染へのリスク対策をさらに強化しながら、対面授業への比重を増やしていく方針です。

 また、断腸の思いですが、学生の皆さんが楽しみにしていた骨髄移植推進キャンペーンミュージカル「明日への扉」など多くのイベントや課外活動などが3密を避けがたいために延期を余儀なくされています。

 コロナと並存する時代はまだ始まったばかりです。ワクチンの開発が急がれていますが、効き目と安全性が確認されるまでには、今しばらくの時間がかかりそうです。

 学生の皆さんには今後、とりわけ高リスクを伴う繁華街での接客業などのアルバイトを避けることや、仲間と連れ立っての昼食は控えること、寮生活の皆さんにもそれぞれの距離をもって工夫のあるコミュニケーションをとるなど、濃厚接触者を生み出しやすい環境を極力回避するようにして下さい。

 すべての学生の皆さんには、「自らを守ると共に周りの人や社会も守る」という自覚をもって、今しばらくの努力をお願いします。

 先生方も学内から感染者を出さない、学内をクラスター化しない、という決意の下、日々大変だと思いますが、困ったことがあれば、新型コロナウイルス対策本部にご連絡・ご相談ください。

 まもなくインフルエンザの季節がやってきます。長い戦いになると思いますが、皆で力を合わせて頑張りましょう。

2020/09/07

(新型コロナウイルス感染症対策本部)