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「とどけ!エール」 “進路ミュージカル”が映画になりました! 放送芸術学院専門学校で試写会

2020.11.16

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映画になった進路ミュージカル。『とどけ!エール』のプロローグのシーン

 放送芸術学院専門学校の学生たちが産学連携で製作し、関西を中心に全国各地の高等学校で16年にわたって上演されてきた“進路ミュージカル”が映画になり、11月3日(火)、試写会が行われました。滋慶学園グループの浮舟邦彦総長をはじめ、高等学校や業界の方々、撮影に協力した地域の人たちなど関係者約50人が鑑賞。スクリーンで展開される、夢を失った青年が高校時代の仲間たちに応援され、前向きに歩み始めるという物語に拍手を送っていました。

 この映画は『とどけ!エール』。放送芸術学院専門学校では2004年度から、芸能プロダクションのサテライト大阪や、進路サポートセンターの株式会社エフォールとの産学連携で、高校生にとって進路を考えることがいかに大切かを理解してもらう“進路ミュージカル”を製作してきました。昨年度までに、関西の2府4県をはじめ22道府県の高等学校で、進路指導の一環として計1208回も上演。観覧人数は26万1000人にのぼります。

進路を見つけられない主人公が新たな一歩を踏み出す物語

 “進路ミュージカル”の1タイトル『いつか青空の下で』をベースに映画化したのが今回の『とどけ!エール』で、大阪の街を舞台に歌とダンス、演劇で表現しています。キャストは放送芸術学院専門学校や大阪アニメ・声優&e-sports専門学校の学生、姉妹校の卒業生であるサテライト大阪のタレント、テアトルアカデミーの子役ら。製作スタッフも学生がつとめました。ストーリーを紹介すると―。

  • 卒業が近づいても進路を見つけられない良太

  • 美容師として頑張る友だちと再会

 ≪高校時代、頭にデッドボールを受け、野球選手になる夢を打ち砕かれた良太は、自分の道を見つけられないまま、フリーターをしている。卒業から5年後、良太はクラスメートだった仲間たちと再会。親友はスーパーでバリバリ働き、女性の友だちは美容師や居酒屋の店長になっていた。いまだに生きる道がわからず、引け目を感じる良太だったが、もがき苦しみながらも、仲間たちに見守られて新たな一歩を踏み出す……≫

  • 仲間が集まり旧交を温めるシーン

  • 心配をかけないよう生きていくと語る良太

コロナ禍でも“進路ミュージカル”を見せたいという思い

 試写会の冒頭、挨拶に立った大阪アニメ・声優&e-sports専門学校の須賀寅充学校長は「私もかつて高校の教師をしていましたが、教師というのは何らかの形で進路の話をします。しかし、生徒に伝えるのは難しい。“進路ミュージカル”は、進路を考えることがいかに大事か、す~っと入ってきます。今回、映画になったことで、より多くの生徒さんに見てもらえるようになりました。夢を追いかけ、夢を実現するために努力することの大切さが、映画を通じて必ず伝わると思います」と語りました。

 続いて、大阪府立和泉総合高等学校の加納由朗校長や、株式会社イヴレスの山川景子・代表取締役CEOら、来賓の紹介がありました。

  • 須賀寅充学校長(資料写真)

  • エフォールの小林将晃社長

 ミュージカルや映画のスポンサーであり、株式会社エフォールの小林将晃社長はスピーチで、今年度は新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で公演も少なくならざるをえなかった中で、8月に岡山県の高校の先生から「生徒たちに映像で“進路ミュージカル”を見せることはできないだろうか」との依頼があったことを明かしました。放送芸術学院専門学校の中川喜広副学校長らに相談した結果、即座にミュージカルの映画版を製作することになったそうです。

 すぐに監督や脚本、撮影スタッフも編成され、9月21日にクランクイン。撮った映像はプロのもとで学生スタッフも参加し編集しました。小林社長は「スピーディーに映画化してもらい、心から感謝しています。皆様と一緒に、こうして映画を鑑賞できるのは幸せなことです」と話しました。

産学連携による実学教育の中、学生たちも大きな力を発揮

 監督・脚本をつとめた映画監督の加島幹也さんは、「映画というのは1人で製作する芸術と違い、みんなの力を結集させてつくる総合芸術です。今回、その素晴らしさを実感しました。製作に参加してくれた学生の力がとても大きく、助手などの製作スタッフやキャストとして、よく頑張ってくれたのです。その経験は社会にはばたく時の宝になると思います」と称賛していました。

  • 加島幹也監督

  • 笑いを取りながら語る竹田昌広先生

  • 美容師になったクラスメート役の木村由茉さん

 また、“進路ミュージカル”の原作者で演出をつとめ、滋慶学園グループ教育顧問でもあるサテライト大阪・東京代表取締役、竹田昌広先生は「映画は素人ですが、コロナ禍でもできるエンターテインメントは何といっても映画だということを実感しました。ミュージカルのように体育館に大勢の高校生を集めて“3密”を避けながら上演する必要もないのです。しかも、コロナ禍でインターンシップもなかなかできない状況の中で、2年生の学生にとっては本当の映画製作を通じての実学教育、インターンシップの役割も果たしたといえます」と話していました。

映画になると違った面白さ 浮舟総長

締めのスピーチをする浮舟邦彦総長

 浮舟邦彦総長は「進路ミュージカルも素晴らしいし、大変面白いのですが、今回のように映画になると、同じ題材でもまた違った面白さを感じました。滋慶学園グループは、産学連携、高等学校との連携を大切にしながら、職業人教育を通じて社会に貢献していくというミッションのもとで、学校を運営しております。今日は産業界の方々、高等学校の先生方のご参加を賜り、地域の方々にもご参加いただいての試写会となり、大変感謝しております」と話して、締めくくりました。

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