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日本Esports教育協会が設立されました! 理事長は滋慶学園グループ名誉学校長 馬場章先生

eスポーツの熱戦の様子(The Okura Tokyo「平安の間」にて)

 世界のeスポーツの舞台で活躍する人材の育成を目的とする「一般社団法人 日本Esports教育協会」(JeSEA)が設立され、東京・港区のThe Okura Tokyoで開催された滋慶学園グループのイベント「2020JIKEI COM GAME&e-Sports SHOW」の会場で発表会が行われました。

※JIKEICOMGame&e−Sports SHOWの記事はこちらhttps://www.jikeigroup.net/news/20210122_34540.html

 協会は、企業や全国の教育機関と連携し、eスポーツの教育的価値と社会的意義を広く検証・啓発していこうと設立されました。具体的な目的として、①eスポーツ教育の資質向上、②eスポーツの競技力向上とスポーツ精神の普及、③社会で活躍する人材育成の支援を挙げています。
 

JeSEAの役員の先生方
左から馬場理事長、原田理事、井上理事、孫理事、伊藤理事、太田監事

 理事長には滋慶学園グループ名誉学校長(eスポーツ担当)で、元東京大学教授の馬場章先生が就任。理事として、早稲田大学スポーツ科学学術院教授で日本スポーツツーリズム推進機構会長の原田宗彦先生、追手門学院小学校校長 井上恵二先生、eスポーツの総合エンターテインメント企業であるASH WINDER Groupの孫ジュンジェ取締役副社長、そして滋慶学園COMグループ教務運営部長 伊藤大祐先生の4人、また監事として滋慶学園COMグループ運営部長 太田彰先生が紹介されました。

 

小学校や障がい者にも広がるeスポーツ

 原田先生は挨拶で、「eスポーツの選手はゲーマーではなく、アスリートであるということが可能だと思います。いわゆるスポーツ選手はフィジカルアスリート、囲碁や将棋はスピリチュアルアスリート、そしてeスポーツはニューロスポーツといえます。eスポーツは年齢を問わず小学生も参加できるし、障がい者にも広がっています。オリンピックとパラリンピックの壁を乗り越えられるかもしれません」とスピーチしました。

 大阪市中央区の追手門学院小学校は創立132年を迎えた西日本で最も歴史ある小学校で、ICT教育を積極的に進めています。井上先生は「小学校として新しいICT教育に進んでいきたいと考えています。そのために施設等の整備も行ってきました。小学校の教育者としてeスポーツの価値、社会的な意義を考えていきたいと思います」と語りました。

 ASH WINDER Groupはeスポーツのイベントの企画・運営、施設の運営などを行う会社で、大阪に本社があります。JeSEA理事に就任した孫副社長は、中国でeスポーツの道をあきらめざるを得なかった事情、日本に留学してからの経験などを語りながら、「日本においてeスポーツ業界の発展に尽力し、若者たちのeスポーツを支えるように頑張りたい」と話していました。