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英虞湾アップサイクルプロジェクト 大阪ECO動物海洋専門学校の学生が環境保全に取り組んでいます

2022.03.15

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島々が複雑に入り組む美しい英虞湾

 不要になったモノに新しい価値を加え、モノ自体の価値をアップグレードさせる「アップサイクル」をキーワードに、大阪ECO動物海洋専門学校 野生動物&環境保護専攻の学生たちが、三重県志摩市の英虞湾に浮かぶ「間崎島」で環境保全活動に取り組んでいます。

 かつて真珠養殖で栄え、「宝石の島」といわれた間崎島は今、海洋汚染や密殖(過密な養殖)、日本国内外での競合により衰退。今や島民の7割以上が高齢者の限界集落となっています。後継者がいなくて漁や養殖を続けられなくなる、養殖イカダ・壊れた船・漁具などが適切に処理出来ずに放置されている、空き家が増加している、ウニの仲間のガンガゼが大量発生して磯焼けを引き起こす…。このような沢山の問題を抱えています。

  • 波打ち際に放置された大量の漁具

  • 長い毒針をもつウニの仲間ガンガゼ

 美しく豊かな英虞湾を次世代へ繋いでいくため、学生たちは2021年秋から現地へ赴き、活動を開始。海に放置されたイカダを解体して薪を作ったり、壊れて捨てられていた船を手漕ぎボートとして復活させたり、ガンガゼを捕獲し食べてみることで利用価値を探るなど、これまで「不要」だったものに「価値」を与える活動を行いました。
 また、現段階で明確な利用方法が見つかっていないロープや養殖カゴなどを、どのようにアップサイクルしていけるかを考え、アイデアを発表し合いました。

  • みんなで船体を綺麗に

  • 船底に塗料を塗る

  • 立派なボートに復元しました

  • まずいと言われるガンガゼを食べてみると案外おいしいことを発見

  • 問題解決のアイデアを考え一人ずつプレゼン!

 実は英虞湾以外にも、他の多くの漁村では同じ問題に直面しており、少子高齢化によって今後さらに増加していくことが予想されます。さらに不要品に新しい価値を見出し、このプロジェクトを全国に広げていくことで、いつか海辺に積み上げられたゴミの山が“宝の山”となることを目指しています。

 

大阪ECO動物海洋専門学校 野中 優)

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