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【重要なお知らせ】 新型コロナウイルスの感染について(第28報)~コロナから身を守る行動を~

滋慶学園グループ総長 浮舟邦彦

 オミクロン株がBA.5系統に置き換わり、その強い感染力による感染拡大は第7波となり、連日のように感染者数の過去最高記録が更新されています。本日は過去最高の24万人を超えたとの報道発表がありました。滋慶学園グループにおいても、非日常事態報告により感染者数が先月の7月に過去最高の感染者数となりました。既に8月に入っていますが、その勢いが止まらない状況が続いており、その感染力の強さから学生は元より、教職員の感染数も増えています。国内の医療状況も逼迫してきました。

 学生の皆さんは夏休みに入っている時期です。しかし、行動範囲によっては、感染源になる可能性もあります。学生の皆さんには今一度、行動に際しての感染予防への配慮と、自らの健康を守るためにワクチン接種がまだの方は、自主的に接種されるようお願いします。

 さて今般、文部科学省から8月1日付で「新型コロナウイルスへの感染が確認された者及び濃厚接触者への対応について(周知)」と「感染拡大に対応する都道府県への支援等及び医療機関・保健所からの証明書等の取得に対する配慮について(通知)」の通達がありました。(下記参照)

1. 新型コロナウイルス感染症に係る医療機関・保健所からの証明等の取得に対する配慮について
 新型コロナウイルスの感染が確認され、又は濃厚接触者として特定された教職員や学生等が、療養期間又は待機期間(※有症状の場合は10日間、無症状は7日間)を経て、学校に出勤、登校するに当たっては、学校に陰性証明を提出する必要はないこと。
 同様に、教職員や学生等が新型コロナウイルスに感染し、自宅等で療養を開始する際も、医療機関や保健所が発行する検査結果を証明する書類は必要ないこと。(※陽性者は、My HER-SYSの活用により療養証明が取得可能)

2.濃厚接触者の待機期間の見直しについて
 令和4年7月22日の改正により、濃厚接触者の待機期間が最終曝露日(感染者との最終接触等)から5日間(6日目解除)とされるとともに、2日目および3日目の抗原定性検査キットを用いた検査で陰性を確認した場合は、3日目から解除が可能。

 以上のとおり、濃厚接触者の扱いに関して期間の短縮措置が取られましたが、一定の発症リスクは残存しています。食事の際に飛沫が飛ばないよう机を向かい合わせにしない、大声での会話を控える、といった従来取り組んできた対策が講じられていれば、学校や企業・施設などで感染者と接触しても、会話の際にマスクをきちんと着用することによって、一律に勤務停止にはならないことも記載されています。待機期間解除後の健康観察や検温、不要不急の訪問、感染リスクの高い場所の利用や会食を避け、マスクは必ず着用し、適時うがいや手洗いをする等の感染対策の徹底をお願いします。

文部科学省からの通達は、下記URLよりご確認願います。  
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html