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「とうきょう総文2022」開催 滋慶学園グループは高校生の文化芸術活動を応援しています

滋慶学園グループのブース

「第46回全国高等学校総合文化祭東京大会 とうきょう総文2022」が、「江戸の街 光織りなす文化の花」をテーマに7月31日(日)から8月4日(木)まで5日間にわたり東京都で開催されました。「文化部のインターハイ」と言われるこの大会では、演劇、合唱、郷土芸能、美術・工芸、放送、将棋、小倉百人一首かるた、自然科学など23部門で、全国の高校生が文化芸術活動の成果を披露しました。
 全国高等学校総合文化祭「とうきょう総文2022」は、文化庁、公益財団法人全国高等学校文化連盟、東京都などが主催し、東京都の高校生が中心となって作り上げ、全国の高校生が交流しました。滋慶学園グループは、この「とうきょう総文2022」を応援しています。

滋慶学園グループのブースを出展

 7月31日に秋篠宮皇嗣殿下・妃殿下、高校1年生の悠仁さまもご臨席され、総合開会式が東京国際フォーラム(東京都千代田区)で行われました。コロナ禍3年目、感染者が急増している中での大会は、徹底した感染対策、セキュリティ対策を施して開催されました。
 会場の東京国際フォーラム2階ロビーに、滋慶学園グループ総合パンフレットや各校のグッズを並べた滋慶学園グループのブースを出展しました。学校法人滋慶学園の三井真以子運営本部長を中心に、東京福祉専門学校、東京スポーツ・レクリエーション専門学校、新東京歯科衛生士学校、東京コミュニケーションアート専門学校、東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校、大阪医療技術学園専門学校などのスタッフが学園の説明や進路相談を行いました。

  • 総合開会式会場の東京国際フォーラムのロビー、本学園のブースを訪れた高校生に笑顔で対応しました

  • 滋慶学園ブースで来場者の対応に当たったスタッフ

 総合プログラムには滋慶学園グループの広告が掲載されており、「ナリカタ」と職業体験セミナーの「お仕事まるわかり動画」の2つの職業啓蒙サイトを紹介しています。また、総合プログラムとともに入場者全員に手渡された配布物のなかには、滋慶学園グループのリーフレット、毎年12月に開催される「職業体験セミナー」で受賞式が行われる中学生、高校生を対象とした「作文・創作コンテスト」の実施・応募要項のパンフレットも同封されました。

  • 「とうきょう総文2022」総合プログラム

  • 高校生の芸術文化活動を応援する全国高等学校文化連盟のページに滋慶学園グループが紹介されています

  • 総合プログラムには「ナリカタ」、「お仕事まるわかり動画」の広告が掲載

  • 来場者に配布された滋慶学園グループと、創作・作文コンテストのリーフレット

秋篠宮さまが高校生へおことばを贈られました
「日頃の活動のなかで培われた創造性を発揮し、全国に発信されることを期待しています」

 開会式は、生徒実行委員会副委員長 松村さんの開会宣言で始まりました。宣言とともに高く鳴り響くファンファーレ。いよいよ『とうきょう総文2022』のスタートです。まず、代表生徒が入場、47都道府県の代表者が紹介されました。壇上の高校生は全員がマスク姿です。それでも、開催できる喜びに満ちた表情がわかります。続いて開催部門23部門(規定19部門、協賛4部門)の代表者が登壇し、部門と名前が紹介されました。紹介中の音楽を奏でる管弦楽団、合唱隊、ファンファーレ、また司会進行もすべて高校生が担当、生徒が主体となり、力を合わせて作り上げていました。
 全国高等学校文化連盟(高文連)の歌の合唱、高文連旗の引継ぎの後、高文連上柿剛会長の挨拶、文部科学大臣(代理)の挨拶、そして開催地である東京都の小池百合子都知事が挨拶をしました。昨年はビデオで参加となった秋篠宮さまは今年は会場で参加されました。コロナ禍での開催準備の苦労を労われ、「日頃の活動のなかで培われた創造性を発揮し、全国に発信されることを期待しています。感染症対策への対応に十分に心を配られ、参加者相互の交流を深め、国の内外に友好の輪を広げていかれることを願っています」と言葉を贈られました。

  • ロビーに展示された華道部門の生花

  • 茶道部門コーナーでは、生徒がデザインしたオリジナル和菓子を配布

  • 書道や絵画作品も展示

  • 特別支援学校では生徒が作ったお菓子を販売

  • 総合プログラム等に使用されている、大会テーマの毛筆表現と絵画の最優秀作品を展示

 第1部の式典の最後には、生徒実行委員会副委員長の佐久間さんが登壇し、歓迎の言葉を述べました。コロナ禍の開催となる総文祭を実施するにあたり、感染対策を行う責任や多くの制約の中でも「自分たちの力で大会を作ったと胸を張って言うことができます」と力強く語りました。そして「コロナ禍だからと諦めるのではなく、コロナ禍だからこそ、私たちの創造性を充分に発揮し、何ができるか模索しながら自分の手で青春を作っていく必要があるのだと思います。高校生という限られた時間の中で、私たちの力を合わせて悔いのない総文祭を創り上げていきましょう」と、参加する高校生、すべての人たちに呼びかけました。

 第2部では「交流」をテーマに、来年度の第47回目の開催地、鹿児島の高校生と東京の高校生が、寸劇のなかでそれぞれの魅力や特徴をアピールしました。また、国際交流では、フランスから服飾のカリキュラムが充実した高等学校、ポール・ポワレ高等学校の生徒が来日。生徒等がデザインした服を、日本の生徒とコラボレーションし、華やかなファッションショーを行いました。

 第3部では、オリジナルミュージカル『6時間目が、国語』が上演されました。オーディションで選ばれた都内の高等学校、特別支援学校に通う約40人のキャストが、約1年半前から稽古を重ねて準備してきました。都内の高校を舞台に、演劇部員の高校生活を描いた青春ストーリーです。全員がマスクをしたまま演じ、歌いましたが、歌声も表情もマスクを通り越して、観客にその思いが伝わる、若さ溢れる舞台でした。終演後には会場中から大きな拍手が贈られました。

 総合開会式の終了後、ホールの外でマーチングバンドとバトントワリングのパレードが開催されました。パレードは高文祭のスタートを飾る恒例行事です。21の隊列を組み、丸の内仲通り800メートルを行進しました。カラフルな衣装、フラッグやバトンを使った演技、ご当地ソングや定番のマーチなど多彩な演奏曲目、お祭りのような和太鼓や華麗なステップを踏みながら演奏するバンドなど、各校のオリジナリティあふれるパフォーマンスに、沿道では一般の買い物客なども足を止めて観覧、大きな拍手を送っていました。

  • パレードのトップバッターは「とうきょう総文」生徒実行委員会

  • 2023かごしま総文、清流の国ぎふ総文2024の生徒実行委員会も行進

  • フランスのポール・ポワレ高等学校の生徒たちに沿道から拍手が贈られた

  • 「オレンジの悪魔」と称され海外でも評価されている京都橘高等学校吹奏楽部

  • 神奈川県立湘南台高等学校

  • 愛媛県立今治南高等学校

 「とうきょう総文2022」は8月4日(木)まで開催され、約2万人の高校生が交流をし、成果を披露しました。
来年は47都道府県の最後となる鹿児島県で、第47回全国高等学校総合文化祭『2023かごしま総文』が、2023年7月29日(土)から8月4日(金)に開催(予定)されます。