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【美作市スポーツ医療看護専門学校】看護学科1年生がオレンジウォークに参加しました!

地域・在宅看護論Ⅰの一環として美作市主催のオレンジウォークに参加

 美作市スポーツ医療看護専門学校の看護学科1年生が2022年9月22日、美作市主催の大原地区オレンジウォークに参加しました。オレンジウォークは、認知症を正しく知ってもらうことを目的とする啓発イベント。学生達は認知症支援のシンボルカラーであるオレンジ色のものを身につけ、認知症への理解と支援を呼びかけながら大原の町を歩きました。

 看護学科1年生は、本年度からの新カリキュラム「地域・在宅看護論Ⅰ」で、これまで地域の方々へのインタビューを行うなど、周辺地域の生活環境や医療・介護サービスについて実践的に学んできました。

 今回、本校のある美作市大原地区にてオレンジウォークが開催されることになり、以下の3つの目的を持って、授業の一環として参加させて頂きました。

分担して花飾りや横断幕を製作しました

・地域包括ケアシステムの一つ「互助」(お互いに助け合うこと)を理解する。
・地域住民との方々との交流から地域で暮らす人々の実際を知る。
・認知症への理解、病気に対する社会への啓発の取り組みを知る。

 授業では認知症について学びを深め、花飾りや横断幕等を作るなど準備を行いました。

 

地域社会とのつながりについて真剣に考える機会に

 イベント当日は小雨が降る中でしたが、参加した学生たちは楽しみながらも、真剣に地域社会とのつながりについて考えていた様子でした。

 地元の新聞社やテレビ局も取材に来ており、インタビューを受けた学生は「認知症の方が生きがいを見つけ、楽しく生涯を送れるようにサポートしていきたい」と、学んだことを活かし、しっかりと答えていました。

  • 準備中も、和気あいあいと楽しそうな雰囲気

  • 認知症啓発のため大原の町を歩く学生たち

  • 学んだことを活かし、インタビューに答える学生

 「地域」とのつながりによってできた本校には、他の学校では味わえない地域密着型の授業があります。今後は看護学生として健康維持・介護予防・生活支援のためにできる取り組みを考え、イベントを計画・実施していく予定です。

 将来、患者さん本人の体調だけでなく、地域特性(生活環境や医療・介護サービス等)に応じた最善策を考え、また多職種との連携や協働を行える広い視野を持った看護師になってくれることを願っています。

美作市スポーツ医療看護専門学校 事務局 受付担当 本田 彩)