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大阪ハイテクノロジー専門学校 「新社会人の知っておきたい税の知識」の特別講義を開催しました!

税金について、身近な例を挙げて説明していただきました

 大阪ハイテクノロジー専門学校では10月、スポーツ科学科と臨床工学技士科の学生を対象に、3日間にわけて大阪国税局の国税広報広聴専門官の方にお越しいただき、「新社会人の知っておきたい税の知識」の特別講義を開催しました。公共サービスや公共施設の運営には、費用が発生していることを、身近な例を挙げて説明していただきました。納税の重要性を人気アニメの家族をモデルに「どのような種類の税があるか」「どんな時に納税が発生するか」について知識を深めました。

 「税を管轄している行政の話」、「国の財政」、「暮らしの中の税」、「これからの社会と税」―の4部構成で講義を受けました。
 冒頭に「税とは社会の会費です」とお話をされ、身近な公共サービスに費用がかかっていることに、学生たちも興味深く聞いていました。国の財政の話では、大きな金額の話に学生たちも驚いていましたが、「皆さんの家計で考えてみましょう」という話をきっかけに、現在の国の財政を支える為に納税が必要な事が理解出来たようです。

 現在、赤字財政の中で国が運営され、支える経済社会は少子高齢化のため、国民ひとり一人が現状に関心を持つ必要があると感じました。また「国の予算の使い方は国会で決められるため、こうした状況を抱える日本がどのような方向に進むのかを選択するべく、選挙という形で関わってういくことも大切です」というお話をいただき、学生たちは引き下げられた選挙権についても、真剣に聴講していました。

 今回、税の控除やスマホから確定申告が出来ることなど、貴重で役に立つ内容について凝縮して講義をしていただきました。実施後のアンケートからも、今後の税制改正など新社会人になるために知っておくべき事を他にもたくさん学びたいと、参加者から肯定的な意見が多く寄せられました。私たち教職員も、社会人にとって何が必要かを考えながら、学生たちの働く準備に取り組んで参ります。

  • 学生たちは税金について学び、理解を深めました

  • 「税の知識」について凝縮してお話くださいました

大阪ハイテクノロジー専門学校 教務部 スポーツ科学科 中山 広基)