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臨床工学技士科1年 「病院の常識」を見学実習前に学びました 東京医薬看護専門学校

チームで行う病院の事前調査。みんな真剣です

 東京医薬看護専門学校 臨床工学技士科で、このほど1年生を対象に病院での言動などの常識を学ぶ授業が行われました。本校では臨床工学技士科のカリキュラムとして、1年次に約1週間の病院の見学実習があります。見学が患者さまやスタッフの方々の迷惑にならないよう、事前に病院での言動などの常識を身に付けようというのが目的です。

 病院の見学実習では、学生が希望する病院・クリニックでリアルな医療現場を見学させて頂いています。1年生は2年生や3年生と比べると、専門的な実習が少なく、将来、自分がどのように働くかという職業イメージが付きにくい一面があります。そこで、見学実習は現場の臨床工学技士の方々の働き方等を目の当たりにして、臨床工学技士としての理想像(10年後・20年後)を明確にすることをコンセプトとしています。

病院の特性や見学実習の目的・目標を発表。初めてのプレゼンでドキドキ!

 この2年間はコロナ禍で、医療機関への見学もままならない状況でしたが、今年度は施設の方々のご協力により、実施することができました。

入職後の礼儀を身に付けることにもつながる授業

 写真は見学実習前に行った授業風景です。病院での常識の理解は、周囲に迷惑をかけないようにするのはもちろん、卒業後に新入職者として現場に入ったときに必要な礼儀等もつながります。

 またこの授業では、見学した経験が2・3年次の授業にも活かせるよう、見学先の病院の特性や業務の概要をチームで調べ、さらに学生自身の見学実習における目的・目標を明確化しています。授業の最後には、チームで調査した結果や、自身の目的・目標を発表してもらいました。

 病院の見学実習で、教科書では知ることができない臨床工学技士の大変さや楽しさを感じてくれるのではないでしょうか。

東京医薬看護専門学校 臨床工学技士科 鈴木 崇洋)