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飛翔~2023新しい時代へ 大阪医療福祉専門学校と大阪医療技術学園専門学校/大阪医療看護専門学校の卒業式が行われ 701名が医療・福祉系のエッセンシャルワーカーとして社会に旅立ちました

大阪医療技術学園専門学校と大阪医療看護専門学校合同の卒業式。間隔を空けて挙行されました

 飛翔~2023新しい時代へ~。一気に春めいた3月9日(木)、学校法人大阪滋慶学園の大阪医療福祉専門学校と大阪医療技術学園専門学校/大阪医療看護専門学校両校の卒業証書授与式及び専門士称号授与がそれぞれ、密を避けるために午前と午後に分けて大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪で行われ、3校合わせて701名の卒業生が医療や福祉の専門職として社会に巣立っていきました。

 卒業式は卒業生同士の間隔を十分に開けて、広い式典会場でのマスク着用は文科省の通達を受けて個人の自由という形で挙行されましたが、医療・福祉職などエッセンシャルワーカーになる学生ばかりとあって、全員がマスクを着用して、「最後の授業」である卒業式に臨みました。ご来賓にも最小限の人数でご臨席いただき、保護者の皆様にも、参観して頂きました。

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    卒業証書を授与される大阪医療福祉専門学校の卒業生総代

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    卒業証書を授与される大阪医療技術学園専門学校と大阪医療看護専門学校の卒業生総代

橋本学校長が告辞 「コロナの中で成長の種を蒔き良く頑張りました」

 卒業式はいずれも約1時間で執り行われ、国歌静聴のあと、橋本勝信学校長が卒業生への告辞を行いました。
 橋本学校長は、「コロナ禍の中、対面とオンラインのハイブリッド形式での授業を余儀なくされ、実習なども外部に出れない辛さがありました。海外研修も中止になりました。そんな中で皆さんは成長の種を蒔き、よく頑張ったと思います」と、学生の頑張りを称えました。 
 そのうえで、「皆さんが進まれる医療や福祉、ヘルスケアなどの分野は科学技術の進歩でスピード化、業態変化が進んでいます。しかし一番大切なことは人の心に残る生活の知恵ともいうべきEQ(心の知能指数)を高めることです。患者さんや高齢者の方に心遣いをし、共に寄り添うことで多くの方々から感謝の言葉を沢山もらって、それを自分のエネルギーにしていただきたい。国家資格を取れば終わりではありません。生涯学び続ける必要がある分野であり、人生100年時代に備えて、若いうちに第二専門職を身に付ける努力をして下さい。そして学び上手になって下さい」と門出を祝しました。

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    告辞する橋本勝信学校長

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    理事長として卒業生を祝福する浮舟邦彦総長

浮舟総長 「真のプロとしてキャリアを作っていって下さい」

 また学校法人大阪滋慶学園を代表する理事長として、滋慶学園グループの浮舟邦彦総長が挨拶に立ち、2020年からのコロナ禍の中、大変な苦労をされ、努力を重ねて本日の卒業式に出席できたことへの敬意を表した上で、「卒業はゴールではありません。これからそれぞれのキャリアを創っていかなければなりません。プロは仕事を通して成長するのであり、スペシャリスト、真のプロとして成長していかなければなりません。仕事や職場を大切にしてください。いろんな経験をしていくでしょうが、どんなに苦しくても逃げないでチャレンジしていってください。その経験が皆さんのキャリアを創っていくのです」とプロフェッショナルの心得を述べました。
 そして「また学び続けることの大切さを忘れないでください。皆様が進まれる医療や福祉の業界は、どんどん進化していきます。学ぶことによって多くの気づきが得られ、皆さんの行動が変わるでしょう。そのことで良い習慣が身について人生をも変えていくでしょう。向学心を持ち続けてください。そして仲間や先生、業界の方々との人間関係を大切にしてください。その為にはコミュニケーションが大事であり、その原点は学園のモットー“今日も笑顔であいさつを”です」と、卒業を祝福しました。

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    式典に臨む大阪医療福祉専門学校の卒業生

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    傾聴する大阪医療技術学園専門学校と大阪医療看護専門学校の卒業生

頑張った卒業生に学校長賞や理事長賞、大阪府知事賞などの各賞が贈られました

 卒業式には、大阪医療福祉専門学校の理学療法士学科、作業療法士学科、言語聴覚士学科、視能訓練士学科、医療総合学科、診療情報管理士学科の卒業生314名と、
 大阪医療技術学園専門学校及び大阪医療看護専門学校の臨床検査技師科、言語聴覚士学科、薬業科、医療心理科、鍼灸美容学科、医療秘書・情報学科、専攻科医療秘書専攻、看護学科の卒業生合わせて387名がそれぞれ出席。橋本学校長から3校の卒業生総代に選ばれた医療総合学科の山口真央さんと、言語聴覚士学科(昼間部)の山田穂乃花さん、看護学科の山下絢香さんのそれぞれに、「よく頑張りました」と、卒業証書と医療専門課程修了の専門士称号、さらに文科省認定の職業実践専門課程の修了証が贈られました。

 また在学中に学業や学園生活の向上により頑張った学生に橋本学校長と礒橋文秀学校長、浮舟邦彦理事長からそれぞれ、校長賞や理事長賞、大阪府知事賞、大阪府専修学校各種学校連合会賞をはじめ、産学連携に伴う各業界団体賞などが授与されました。またコロナ禍でオンライン授業への切り替え等もありましたが、厳しい環境下で休むことなく授業や研修、学校行事等に出席した143名の学生に皆勤賞、169名に精勤賞が贈られ、保護者席やご来賓席からひときわ大きな拍手が送られていました。

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    表彰を受けるために壇上に上った大阪医療福祉専門学校の各賞受賞者の代表

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    大阪医療技術学園専門学校と大阪医療看護専門学校の受賞代表者の皆さん

 専門分野の卒業研究に取り組んで優秀な成績を収めた学生グループには、滋慶教育科学研究所(JESC)奨励賞や学校優秀発表賞が贈られました。JESC奨励賞が「作業療法士養成校学生のシャイネスレベルと実習達成感の関連~シャイな学生が実習達成感を上げるには~」を研究した大阪医療福祉専門学校の作業療法士学科(昼間部)グループに、「RPA活用における業務改善と効果について~医療秘書におけるDX推進~」を研究した大阪医療技術学園専門学校の医療秘書・情報科グループに、「オンライン授業の意欲と対面授業の意欲の比較」を研究した大阪医療看護専門学校の看護学科グループにそれぞれ贈られました。
 また優秀発表賞が「鵞足部(がそくぶ)痛について~発生機序と原因についての検討~」を研究発表した大阪医療福祉専門学校の理学療法士学科(夜間部)グループと、「顔面鍼と頭皮鍼におけるリフトアップ効果および肌質効果の比較」を研究発表した大阪医療技術学園専門学校の鍼灸美容学科グループ、「臨地実習前後の社会スキルの変化」を研究発表した大阪医療看護専門学校の看護学科グループにそれぞれ贈られました。

優秀な卒業研究に日刊工業新聞社賞が同社西日本支社長から贈られました

 また日刊工業新聞社賞が「ZOOMでの発話速度の変化による理解度の違いについて」の研究を行った大阪医療福祉専門学校の作業療法士学科(昼間部)グループと、「マッソン・トリクローム染色の時間短縮について」の研究を行った大阪医療技術学園専門学校臨床検査技師科グループ、「睡眠時間と記憶力」研究を行った大阪医療看護専門学校看護学科グループに、同新聞社西日本担当西日本支社長の神阪拓様からそれぞれ贈られました。

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    受賞する大阪医療福祉専門学校の作業療法士学科(昼間部)グループ代表

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    大阪医療技術学園専門学校臨床検査技師科のグループ代表

卒業生のために沢山の祝電・お祝いメッセージを頂きました

 各方面から多くの祝電・お祝いメッセージが寄せられ、その一部として実習受け入れ先や就職先などにあたる大阪大学医学部附属病院や大阪警察病院、独立行政法人国立病院機構大阪刀根山医療センターをはじめ、公益社団法人大阪府看護協会、同日本理学療法士協会、医療秘書教育全国協議会、米国ドミニカン大学、クローバー・パーク・テクニカル・カレッジ、高等学校などから拝受したメッセージが読み上げられました。

各校の卒業生代表がそれぞれ謝辞を述べ、保護者に花束を贈りました

大阪医療福祉専門学校は視能訓練士学科の卒業生

 2020年4月緊急事態宣言発令中に入学した大阪医療福祉専門学校視能訓練士学科の卒業生は、「想像とは全く違った学校生活のスタートでした。慣れない遠隔授業や自主学習の日々、課外授業や病院での臨地実習が中止になるなど不安な日々でした」と振り返りました。
 それでも実習が再開され、患者さんから「あなたのお陰で苦手な検査も頑張れました。また担当して欲しいわ」と言われ、その一言をきっかけに、力が発揮できるようになりました。在学中に目の手術を受けた経験から、二重に見えていたものが一つに見える感動を味わい、患者さんの気持ちやきれいに見えることの尊さを改めて学び、実感したと話しました。
 4月から視能訓練士になる卒業生は、「いままで関わっていただいた視能訓練士さんのように、患者さんの心に寄り添いながら眼科診療に貢献できるよう、今まで以上に努力を重ねてまいります」と決意を述べ、家族や先生方、クラスメイトに感謝を表しました。

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    目の手術を経験してお世話になった視能訓練士さんのような医療者になりたいと決意を込めて謝辞を述べる卒業生

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    感謝を込めてお母様に

大阪医療看護専門学校は看護学科の卒業生

 兵庫県からやってきて一人暮らしをした大阪医療看護専門学校看護学科の卒業生は、「コロナ禍の中での孤独な生活のスタートでした。登校できないことへの不安と焦りの毎日でした」と言います。
 「でも5月に入ると週に1回の登校となり、新しい友人が出来、不安や焦りを乗り越えることが出来ました」。
最も印象に残った学びは、2年次の老年看護学実習で認知症の患者さんを受け持ったことでした。「毎日のケアを嫌がり、かみついたり叩いたりする行動がある患者さんで、私は怖さを感じていました。このとき指導の先生から『一つは行動の変化だけではなく奥にある気持ちの変化をよく捉えること、二つ目は声掛けをしながら患者さんに常に寄り添い、自分自身を支援者として認識してもらうこと』と2つのアドバイスを貰い、これに基づいて日々関わった結果、患者さんは笑顔になり、受け入れてくれるようになりました」と振り返りました。
 そして、コロナ禍の中で実習を受け入れて頂いた病院、施設、患者さんへの感謝を表し、また離れながらも常に見守ってくれた家族、共に成長し合った友人、支えて下さった先生方に3年間のお礼を述べました。

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    大阪医療看護専門学校の看護学科の卒業生代表

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    大阪医療技術学園専門学校の代表として謝辞を述べる鍼灸美容学科の卒業生

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    それぞれのお母様に花束を贈りました

大阪医療技術学園専門学校は鍼灸美容学科の卒業生

 「私が今、この場に立てているのは先生方や友人はもちろん、何より両親の支えがあったからです」。大阪医療技術学園専門学校鍼灸美容学科の卒業生は、進路選びで悩んでいる時、仕事に対する考え方や将来へのアドバイスをしてくれ、美容鍼灸の道に進むことを決めるきっかけをくれたご両親への感謝の気持ちを述べました。
 「仕事や家事で忙しいのに3年間、沢山苦労を掛けたと思います。何事もなく無事に過ごせたのは、父と母の助けがあったからこそと感謝の気持ちでいっぱいです。3年生になり国家試験の勉強を頑張っても思うように模擬試験の点数が伸びず、気持ちが落ち込むことが何度もありました。その度に父と母が褒めてくれ、不安を取り除いてくれました。二人の優しさがあったからこそ国家試験まで気持ちを切らすことなく頑張ることが出来ました。これからは父と母が私を支えてくれたように現場で患者様を支えられる立派な医療人になれるよう頑張っていきます」と述べました。

 それぞれ、お父さんやお母さんに感謝の花束を贈ると、厳しい環境下で卒業の日を迎えたことへのこみ上げる思いがあるのでしょうか、保護者席のあちらこちらでハンカチを目にする姿が目につきました。

 式典終了後、各学科の担任の先生方からメッセージが贈られました。「社会人になるといろいろなことがあります。どうしようもないことやミスを繰り返すこともあると思います。その時、何回くじけても、ミスしてもいいと思います。そこで自分をどうフォローできるかが非常に大事になります。もししんどいとき、悲しい時があればいつでも学校に来てください」など、各学科の先生方がそれぞれの思いを言葉に込めて言葉を贈ったり、教職員で作成したスライドショーで卒業生を送り出しました。

 式の終了後は、各校ごとに最後の保護者会も開かれました。先生方からは保護者の皆様に「コロナ禍の中、学生は良く工夫し、よく協力し、考え、ここまで乗り越えてきました。言葉で、態度で、身体で抱きしめてあげてください」とお願いする場面もありました。

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    大阪医療福祉専門学校の卒業式で名残を惜しみながら記念撮影

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    学科ごとに記念撮影

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    大阪医療技術学園専門学校の卒業生の皆さん

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    大阪医療看護専門学校の卒業生の皆さん