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歯科技工士の全国統一国家試験へ向け、全国歯科技工士教育協議会の「専任教員講習会」が開催されました

新東京歯科技工士学校で開かれた全国歯科技工士教育協議会主催の「専任教員講習会」。参加者はワークショップで試験問題のブラッシュアップを行った

 全国の歯科技工士養成校が加盟する全国歯科技工士教育協議会主催の「第11回 専任教員講習会Ⅰ」が8月18日(火)~21日(金)の4日間、新東京歯科技工士学校で開催されました。北海道から九州まで、全国の歯科技工士学校から31名の専任教員が参加。滋慶学園グループからは、新大阪歯科技工士専門学校の佐々木雅義先生と東洋医療専門学校の杉田順弘先生、新東京歯科技工士学校から君塚友見先生がそれぞれ参加しました。

 歯科技工士の国家試験は、これまで各都道府県ごとに別々に行なわれてきましたが、来年2月に全国統一国家試験として実施されることになっています。さらに、現在の「時間制(卒業までに指定科目を2,200時間以上取得)」から「大綱化・単位制」へと歯科技工士教育は大きく変わろうとしています。

 こうした教育の変化に対して、全国の各学校が準備しなければならないことや、今まで以上に我々専任教員がスキルアップしておかなければならないことも数多くあり、今回の講習会の開催となりました。

3019903会場でのプレゼンテーション

4日間の主なプログラム

1.「歯科技工士国家試験と教育内容の変革」
   (全国歯科技工士教育協議会会長 末瀬一彦先生)
2.「歯科技工士国家試験全国統一化への道」
   (日本歯科大学東京短期大学 歯科技工士学科・教授 大島克郎先生)
3.「カリキュラムプランニング」
   (大阪歯科大学生化学講座教授 池尾隆先生)
4.「客観試験問題作成法」
   (日本歯科大学東京短期大学 学長 小口晴久先生)
5.「客観試験問題作成法(ワークショップ)」
   (日本歯科大学東京短期大学学長 小口晴久先生/同講師 竹井利香先生)

001本校の中村道雄理事長や全国歯科技工士教育協議会の末瀬一彦会長、講師の先生方を囲んで参加者で記念撮影

 プログラム4と5の「客観試験問題の作成」については、客観試験問題の作成法の第一人者である小口晴久先生の講演で、多選択肢問題作成の基本について学んだ後、4グループに分れてのワークショップが行なわれました。ワークショップでは、例題のブラッシュアップ、事前課題のブラッシュアップなどを行いました。小口先生、竹井先生からは具体的なアドバイスをいただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。

 最後に、小口先生から「歯科技工士教育を今以上にレベルアップするためには、全国の教員の意識改革が急務です。教員の意欲改革、即ち、各教員の質の向上と不断の努力なくして、輝かしい歯科技工界の未来はあり得ません」と、締めの言葉をいただき、改めて教員の責任の重さに気づかされた研修となりました。

 

(新東京歯科技工士学校 教務 小島 三知長)