韓国の研成（ヨンソン）大学から歯科技工科の先生と学生の皆さんが8月27日（水）、新大阪歯科技工士専門学校を訪問し、本校の実習の授業を受けたり、授業見学をしたり…と、国際交流の機会を持ちました。

　今回の交流授業のプログラムとして、本校の講師で卒業生でもある山田修平先生（LIM dent studio 代表取締役）がジルコニアステイン（ジルコニア素材の人工歯に着色を施し、自然な色合いを再現する製品）の実習を行いました。国際的に活躍されている先生から直接技術を学ぶことができ、両校の学生たちは真剣な表情で取り組みながらも、楽しそうに学んでいました。

　また、学生同士が笑顔で交流を深める姿がとても印象的でした。言葉や文化の違いを越えて、互いに刺激を受けながら親睦を深める様子が見られました。

実習後には、本校近くの卒業生が運営する歯科技工所「4Dimensions Dental」の見学も行い、国境を越えた学びと交流の場となりました。

　今回の交流を通じて、韓国と日本それぞれの歯科技工の人材育成について意見を交わすことができ、両校にとって非常に有意義な機会となりました。今後、学生たちが世界に目を向け、技術だけでなく人とのつながりの大切さにも気づき、これからの学びや成長につなげていくきっかけになればと願っています。