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チーム医療の実践力を養う多職種連携コラボ学習を実施 東京メディカル・スポーツ専門学校×獨協医科大学付属看護専門学校三郷校

 東京メディカル・スポーツ専門学校と獨協医科大学付属看護専門学校三郷校は1月16日と19日の2日間、埼玉県三郷市の同校で多職種連携をテーマとした合同学習(症例検討)を実施しました。本校理学療法学科Ⅰ部の学生と同校看護学科の学生が対象。医療現場において不可欠なチーム医療の実践力を養うことを目的とし、同一症例をもとに職種の異なる学生同士が意見交換を行う形式で行われました。

 合同学習では、患者のADL(食事・着替え・トイレ・入浴・移動など日常生活動作)拡大や生活の質の向上を共通目標としながら、理学療法士と看護師それぞれの専門的視点から症例を検討しました。理学療法学科の学生は、筋力・体幹機能、起居動作、移動動作などの身体機能面に着目し、将来的な自立を見据えたリハビリテーションの視点から意見を提示。一方、看護学科の学生は、体調変化や安全管理、生活リズム、24時間の生活状況、家族支援など、生活全体を支える視点から検討を行い、両者の視点の違いが明確に表れる学習となりました。

 学生からは「同じ患者を見ていても、職種によって注目点や優先順位が大きく異なることを実感した」「ADLを動作だけでなく、生活環境や家族背景まで含めて考える必要性を学んだ」といった声が寄せられました。また、「看護師から得られる日常生活や体調変化に関する情報が、理学療法士のリハビリ内容や運動量の調整に直結することを理解できた」という感想もあり、多職種間の情報共有の重要性を具体的に認識する機会となりました。さらに、意見の違いから議論が難航する場面もありましたが、その経験を通して「すり合わせること自体が連携である」「患者にとって最適な支援を考えるためには対話が欠かせない」といった学びにつながっていました。将来の臨床現場を想定した「実習や就職後に他職種とどのように関わるかをイメージできた」という回答も多く、実践的な教育効果が確認されました。

 今回の合同学習は、学生が自職種の専門性を再確認すると同時に、他職種の役割や価値を理解し、チーム医療の一員としての意識を高める貴重な機会となりました。今後も学園グループ内の連携を活かし、多職種協働を実践的に学べる教育活動を継続していく予定です。