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国際学会のパーティーで学生が光の演出システム”LiveFX”を運用! さいたまIT・WEB専門学校
世界各国の臨床検査技師や検査医、教員、学生らが集う「第36回世界医学検査学会」(IFBLS 2026)が9月23日(水)~27日(日)、千葉市美浜区の幕張メッセで行われ、会期中の9月25日(金)に開催された公式懇親パーティーの場で、さいたまIT・WEB専門学校の学生が開発したシステム”LiveFX”が活用されました。

”LiveFX”とは、会場にいる参加者のスマートフォンを光の演出に活用し、会場全体をひとつにする参加型演出システムです。アプリのインストールは不要で、QRコードからアクセスするだけで参加でき、17種類の光のパターンを使って、客席全体を多彩に演出できます。一斉点灯やきらめく光、波のような演出、音楽に合わせた演出、暗転など、さまざまな演出が可能です。
今年4月に行われた滋慶学園グループの専門学校の合同入学式でも、約3500人の入学生のスマートフォンを活用した演出で、会場をひとつにしました。この入学式での実績が評価され、今回の国際学会のパーティーでの運用に繋がりました。学生が制作したシステムが外部事業者から評価され、直接依頼を受けて運用を実現したのは、今回が初めての事例です。

今回のパーティーの内容に合わせて機能を追加するため、本校の高度専門士情報技術科の学生たちが学年を超えて協力し、システムの開発に取り組みました。光の演出に加え、スマートフォンの画面に花火を表示する演出など、さまざまなデザインを追加し、日本の文化を表現できるようになりました。


そして本番当日。LiveFXはパーティー会場で無事に稼働しました。ただ一方で、実際にLiveFXを利用した参加者は想定していたほど多くはなく、課題が残りました。
どこに原因があったのか―。今回のパーティーでは、音楽やアーティストのパフォーマンスを楽しんでいる参加者に対し、演出に参加するためのスマートフォン操作を求める場面がありました。開発する側にとっては簡単な操作でも、参加者にとっては「その瞬間にスマートフォンを操作してまで参加したい」と思えるかどうかが重要なのです。
この経験から、システムが技術的に正常に動作することと、実際に利用してもらえることは別だという気づきがありました。利用者の行動や気持ちを考える「UX(ユーザー体験)」の重要性を、実際の現場を通して学ぶ機会となりました。

今回の取り組みでは、学生が開発したシステムが評価され、国際学会パーティーという大きな舞台で運用される貴重な体験を得ることができました。また、想定どおりにいかなかった部分も含め、実際の現場で運用したからこそ見つかった課題や気づきがありました。成功した部分だけでなく、想定どおりにならなかった部分まで含めて振り返ることが、最も学生にとって価値ある学習機会となります。こうした経験を今後のシステム開発や学校での学びに活かし、技術力だけでなく、利用者の視点から考えられる力も磨いていきます!