今回のプロジェクトで社会貢献に携わり、感動を表現するだけではなく、交通安全への意識、命の尊さを多くの方に伝えることが出来ました。学生たちもこの取り組みで、交通マナーや事故抑止に対する考えを再認識。交通安全に対して責任と自覚を持ち、２年間の学園生活を過ごすことが出来ました。社会貢献に携わることで表現力以外の「人間力」が成長しました。

■緒言・背景：
　２０１７年より始まった社会貢献プロジェクト。警察官の声よりも特徴的な声がより印象に残るとのことで、声優志望の学生に依頼が来ました。その結果、多くの方に交通事故抑止アナウンスを届けることが出来ました。
　２０２０年には、愛知県警だけでなく、学校のある地域を管轄する中警察署、中区役所、中消防署からも、交通マナーや街のルールなどに関する広報アナウンスの依頼を受け、音声を収録。現在も商店街や各事業団ＨＰに流されています。

■目的：
　声優志望の声、印象に残る声を通すことによる交通事故防止、および広報アナウンス。またその意識付け。

■研究方法：
　商店街など屋外で流れる音声になるため、高いトーンでアナウンスが出来るように検証。それぞれの原稿のメッセージ性の解釈を行い、どの言葉を、どういったニュアンスで表現するのかを摸索しながら、収録を行いました。その結果、より大勢の人に伝わるアナウンスメントを採用しました。

■結果：
　アナウンスメント力の向上、そして交通安全への責任感・意識の向上につながりました。

（名古屋スクールオブミュージック＆ダンス専門学校）