２０１８年末に解散した韓国男性５人組ボーカルグループ「ＣＯＤＥ-Ｖ」の元メンバー、サンウ氏の３４ｔｈ Ｂｉｒｔｈｄａｙ Ｅｖｅｎｔで使用するエンドロールムービーの作成という課題を頂き、約２ヶ月に渡り取り組みました。

　現ユニットのＮｉｉｉｓａｎ‘ｓの配信映像ディレクターである黒須先生と毎週ミーティングを行い、配信と有観客というコロナ禍でできる最大限のイベントで、お客様が【最後に楽しかった】と思える映像は何か？を考え、制作に取り組みました。

　映像の編集という専門知識を要する分野。学生にとっては初めての挑戦です。構成段階でのアイディアのプレゼンテーションでダメ出しを何度ももらい、繰り返し修正を行う過程で、挫けそうになることもありました。

　楽しかったと思える映像は、お客様には見えないリハーサルの風景を伝えることに焦点を置きました。実際のリハーサル会場に足を運ばせてもらって撮影を行なうことで、ファン目線でオフショットを交えた映像の構築を考えることが出来ました。

　当日は約３０名に制限されたお客様を迎える運営スタッフとしても同時に参加し、感染症対策を徹底する中での新しいライブのあり方を経験することが出来ました。

　今回のエンドロールムービーの実績を評価いただき、２０２０年１１月に行われたＮｉｉｉｓａｎ‘ｓのメンバー ルイ氏の３４ｔｈ Ｂｉｒｔｈｄａｙ Ｅｖｅｎｔにも継続してスタッフとして取り組むことができました。

（東京スクールオブミュージック＆ダンス専門学校）