産学連携教育プロジェクト

EDUCATION PROJECT

株式会社メディアオーパスプラス 産学連携プロジェクト「データサイエンス研究発表」

卒業・進級制作展で研究成果を展示発表。多くの方に興味を持っていただきました
SDGs
11 住み続けられるまちづくりを

 スーパーゲームIT科AIクリエーター専攻3年が、株式会社メディアオーパスプラス(神戸市中央区)との産学連携プロジェクト「データサイエンス研究発表」に取り組みました。

 本プロジェクトでは、統計学、機械学習などから、あらゆるビッグデータを分析して、データ集約、傾向性の認識、予測、結果の可視化などを行います。さらに科学的あるいは人的視点も加えた新しい価値や、仮設を設計することを目的としたデータサイエンスの意義と有用性について、知識と実践を通じて習得し、分析結果に基づく仮説からの新提案とプレゼンテーションまでをトータルで学びます。

 さまざまなデータを使っての基本統計量(単純集計、クロス集計、標準偏差と分散、ヒストグラム、散布図、相関、統計的検定法であるt検定またはカイ2乗検定)、多変量解析(回帰分析、主成分分析、因子分析、クラスター分析、決定木分析)によって分析を行います。

 ここでは、日本全国の都市に関するデータから導き出した分析結果と、傾向性についてレポートとしてまとめました。日本各地のエリアごとの人口、気候、空き家の軒数、小学校の教科書デジタル化の進捗状況、犯罪数などのデータを基に、各都市の住みやすさなどを比較検証して可視化。各都市の発展に向けての仮設や、提案材料の基礎データとして活用できるようなレポートに仕上げました。

  • 47都道府県別のデータ。学生たちのレポートの一部

  • 変数ごとに平均して可視化した分析結果

● 連携企業:株式会社メディアオーパスプラス
● 学科・専攻・コース・学年:スーパーゲームIT科 AIクリエーター専攻3年
● 取り組み期間:2021年4月16日(金)~2022年1月14日(金)