産学連携教育プロジェクト

EDUCATION PROJECT

【産学連携】消防本部のご協力の下、『救急用自動車同乗実習』を実施

3.すべての人に健康と福祉を
11.住み続けられるまちづくりを

 救急救命士を養成するにあたっては、臨地実習として救急用自動車同乗実習を行う必要があります。本校でも毎年複数の消防本部にご協力いただき実習を実施しています。

 この実習は病院前救護(プレホスピタルケア)を学ぶ上で非常に重要で、現場で患者さんに対して迅速に行われる処置や、ご家族の気持ちに寄り添う救急隊員の姿を間近に見ることで、救急救命士が地域住民の命を守る上でいかに重要な存在であるかを再認識することができます。一方、消防本部にとっても、優秀な救急救命士を育てることはもちろん、自分たちの消防本部で活躍する「未来の部下」を養成するという目的があります。本実習を通して実習先の消防本部を受験する学生もいます。

 しかし、命に関わる現場でもあるため、ご協力いただける消防本部は限られています。今後は本実習の意義を多くの消防本部関係者にご理解いただき、Iターン、Uターンを含め、学生が就職を希望する全国の消防本部へ積極的に働きかけてインターンシップのような流れをつくり、事前に就職先についての理解をより深める実習にしていきたいと考えています。

● 連携企業
 大阪府:大阪南消防局、泉州南消防組合泉州南広域消防本部
 兵庫県:赤穂市消防本部
 滋賀県:湖南広域消防局
● 学科・専攻・コース・学年
 救急救命士学科 2年、3年
● 取り組み期間
 2024年7月1日(月)~12月20日(金)