産学連携教育プロジェクト

EDUCATION PROJECT

【産学連携】心に寄り添い、ありがとうの声が響くシニアストリートダンス 高齢者の笑顔と健康を取り戻す健康教室を実施   

3.すべての人に健康と福祉を
11.住み続けられるまちづくりを

 産学連携プロジェクトの一環として、作業療法科の学生たちが地域在住高齢者の健康寿命の延長を目的に、一次予防に焦点を当てた取り組みを行いました。具体的には箱崎公民館(福岡市東区)からの「今までしたことのない運動を用いた健康教室がしたい」という要望を受け、シニアストリートダンスを用いた健康教室を実施しました。

 シニアストリートダンスは、末期癌で余命宣告を受けたストリートダンスのレジェンド、故坂見誠二氏が「最後にダンスで社会に貢献したい」という思いで考案。その効果検証が求められる中、箱崎公民館から要請があり、健康教室にシニアストリートダンスを取り入れることにしました。

 その結果、参加した高齢者の方々の在宅での活動量が増え、体力が向上。心や生活にも変化が見られ、「もっと続けて欲しい」「本当に楽しかった」「あなたたちに出会えてよかった」といった感謝の言葉をいただきました。

 参加者からポジティブなフィードバックや感謝の声が多く寄せられたことは、シニアストリートダンスに心身の健康を支える効果があることを示しています。今後も私たちは多くの方々にスポーツを通じた支援を提供し、その人らしい人生を歩む一助となるよう努力を続けます。

● 連携企業
 箱崎公民館
● 学科・専攻・コース・学年
 作業療法科 1年 2年 3年
● 取り組み期間
 2024年6月13日(木)~7月18日(木)