本プロジェクトでは、ディップ株式会社が設立したプロダンスチームでプロダンスリーグ「D.LEAGUE」で活躍する「dip BATTLES」とのコラボレーションを通じて、SNS向けの新コンテンツの企画・制作に取り組みました。

　学生たちは、チームの代表曲「赤黒から咲かせる花」に合わせて、チームを象徴するダンスの振付「シグネチャームーブ」を取り入れたオリジナルの振付を考案し、選手の皆さんと一緒に踊る映像を制作しました。撮影に際しては、構成やカメラ映えを意識した9つの撮影パターンを提案。そのうち6つが実際に採用されました。撮影当日は、メンバー構成や、効率の良い撮影方法を考えるディレクションの役割も果たしました。

　完成した映像は、Instagram、TikTok、YouTubeの各SNSに投稿され、総再生回数は45,000回を超えました。プロの現場での制作を通じて、学生たちは振付力・チームワーク・発信力といった多角的なスキルを実践的に学ぶことができ、非常に貴重な経験となりました。

　また、実際に視聴者の反応や再生数を確認することで、SNSにおける効果的な発信手法やコンテンツの“魅せ方”についても理解を深めることができ、ダンサーとしてSNSマーケティングの知識も必要だと学ぶことができました。