産学連携教育プロジェクト

EDUCATION PROJECT

【産学連携】福岡市・能古島産の甘夏を使用したカフェメニューを学生たちが考案

12.つくる責任 つかう責任

 「のこのしまアイランドパーク」(福岡市・能古島)を運営する久保田観光株式会社から課題をいただき、学生たちは能古島産の甘夏を使用したカフェメニューの開発に取り組みました。

 学生たちは同社の観光事業の取り組みや企業理念、甘夏の生産過程などを学び、学校と同社で地域や観光業界に貢献できるプロジェクトを企画。その一環として、能古島産の甘夏の素材としての素晴らしさを多くの方に知っていただくために、カフェメニューを考案することになりました。

 学生15名が能古島を訪問し、甘夏と日向夏2種の素材を研究。この際、カフェメニュー考案のヒントを得ることができ、プレゼンテーションでも説得材料になりました。旬を過ぎた柑橘類はロスも多いことから、今回はロスになりそうな柑橘類の果汁を冷凍保存してスイーツやドリンクを開発することに挑みました。

 商品考案後、同社やJA福岡市、福岡市内のカフェ3社に対してプレゼンテーションを行い、8品が選ばれました。学生たちが考案したカフェメニューは今年3月〜4月に飲食ブースやカフェで販売され、能古島産の柑橘類の素晴らしさを多くの方に知ってもらえるきっかけとなりました。

● 連携企業
 久保田観光株式会社(能古島アイランドパーク)
● 学科・専攻・コース・学年
 食健康テクノロジー科・カフェ総合マネジメントコース・2年生
● 取り組み期間
 2024年9月27日(金)〜2025年4月13日(日)