産学連携教育プロジェクト

EDUCATION PROJECT

【産学連携】フードロス削減のために “わけあり”さつまいもを使ったスムージーを開発

12.つくる責任 つかう責任

 農芸テクノロジー科の学生は、コーヒーとスムージーのキッチンカー事業を展開する「ぶちスタンド」(熊本県荒尾市)と協力し、“わけあり”のさつまいもを使ったスムージーの商品開発に取り組みました。

 学生たちは、農作物の生産を学ぶために農業に取り組んでいます。今回はさつまいもが豊作で、形の良いものはマルシェで販売しましたが、収穫の際に傷がついたり大きすぎたりで販売できないさつまいもが約4割もあり、それをどうするか悩んでいました。そんな時に、ぶちスタンドの活動を知りました。

 ぶちスタンドは荒尾市の大渕観光梨園が行っている事業。梨園でとれる梨は、規格外だったり、傷ついりしていたら売れないため、スムージーにしてキッチンカーで販売しています。そのフードロス削減の取り組みに共感し、学生たちはさつまいものスムージー商品を開発することを思いつきました。

 学生たちは考案、試作、改善を繰り返し、スムージー商品を開発。完成した商品をプレゼンテーションしたところ、商品化が決定し、期間限定で販売されました。フードロス削減のために、自分たちに何ができるかを考えることの大切さを学びました。

 

● 連携企業
 ぶちスタンド
● 学科・専攻・コース・学年
 農芸テクノロジー科 2年生
● 取り組み期間
 2024年9月30日(月)~2025年1月30日(木)