産学連携教育プロジェクト

EDUCATION PROJECT

【産学連携】インバウンドのお客様を誘致するための施策

8.働きがいも経済成長も

 ハイアットリージェンシー横浜、ヒルトン横浜、横浜市観光協会から課題をいただき、本プロジェクトに取り組みました。

 「日帰りで横浜を訪れる訪日外国人は多いにもかかわらず、宿泊は東京に流れてしまう」という横浜市の観光課題に着目し、「インバウンドのお客様を誘致するための施策」をテーマに掲げました。

 2024年7月のオリエンテーションおよび両ホテルの現地視察を皮切りに、10月には校内オンラインでのQ&Aセッションを実施。現場での気づきや企業からのフィードバックをもとに、中間・最終プレゼンテーションに向けてチームごとに提案内容を練り上げました。目標は、ハイアットリージェンシー横浜とヒルトン横浜のインバウンド宿泊比率を向上させるとともに、客室平均単価(ADR)の引き上げを図ることです。

 横浜市観光協会(YCVB)より提供された統計資料や旅行者の動向データを活用し、各チームはテーマを独自に設定。たとえば「横浜を芸術で盛り上げる」や「東京から宿泊客を奪う!」など、横浜の魅力を最大限に活かした提案が出されました。中間プレゼンテーションでは、数字の根拠や実現可能性に関する指摘を受け、さらにブラッシュアップを重ね、2025年2月の最終発表では、学生らしい柔軟な発想と具体性を備えた施策が発表されました。

● 連携企業
 ハイアットリージェンシー横浜
 ヒルトン横浜
 横浜市観光協会​社
● 学科・専攻・コース・学年
 ホスピタリティマネジメント科 ホテルマネジメントグローバルコース 4年生
 ホテル&リゾート科 ホテルマネジメントコース 3年生
● 期間
 2024年7月10日(水)~2025年2月5日(水)